薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

受験出来る権利を得るために必要なこと

2017年02月28日
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安定した職業に数えられているものに、薬剤師があります。医薬分業から、調剤薬局が増加することになりました。また、都会を中心に展開して来たドラッグストアが、小さな町へ進出する時代になり、ますます需要が高まると考えられています。

■試験の権利を有するには薬学部の卒業を

日本の国自体が、少子高齢化と言うイビツな形になりつつあるのですが、そのイビツさを象徴するように、老人の病院通いが多くなっています。医師の数を維持することも大変ですが、薬剤の仕事に関わる人の確保も非常に大切なことになっています。

今では、どちらも人材不足と言われ、人の確保に追われることが多くなっているようです。またこの薬剤の仕事には、誰でもが就ける訳ではありません。キチンとした勉強をして来た人のみが、手に入れることが出来ることに繋がります。

小さな頃からの積み上げも大事ですが、大学受験に向け勉強することが、この資格を取得出来る方法に繋がります。と言うのも、薬剤師として働くためには、国家試験の受験出来るようになることが必要になります。

■受験権利は6年制の薬科大学卒業だけ

そして国家試験の受験出来るようになる方法として、6年制の薬科大学を卒業することか、薬学部を卒業することが、前提となっています。つまり、普通の大学でもいけませんし、理学部を卒業しても受験資格はありません。

更には高校卒業では、無理と言うことになります。短期大学もありませんし、専門学校もないと知っておきましょう。大学の課程では、1年次から3年次にかけて、基礎科目の勉強になります。病気・薬物と言ったものから、環境衛生とか物理化学を学び、更には法律と言った場違いな勉強もすることになるます。

そこには、基礎的な実験も数多く重ね、人間的に育つことも重要視されて来ることになります。

■免許を持つことで初めて仕事が出来る

4年次から卒業にかけては、基礎勉強が終わったこともあり、実務や研修が主な場となって来ます。病院や薬局に2.5ヶ月間づつ実習に行くことになり、現場の緊張感を味わうことになります。また、患者の前に出るレベルに達しているのか、確かめられます。

4年次後期には、CBTとOSCEという筆記と実務の試験があり、実力が試されます。この時、両方の試験に合格することが、5年次へ進級出来る条件になります。最後は、卒業の研究をすることになり、試験への挑戦にもなって来ます。

文系と呼ばれる大学と違い、国家資格を取得し、薬剤師の免許を取ることが必須となっている訳ですから、遊んでばかりいては、授業には付いて行けなくなってしまいます。


 

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