仕事内容やメリットデメリットを知っておく
2018年02月20日
薬剤師として働いていた人が転職先として保健所を選択する場合があります。しかし、きちんと仕事内容やメリットデメリットを理解していないと後悔する可能性もあるので、事前に理解した上で転職するようにしてください。
まず、仕事内容としては、調剤薬局や病院などの開設許可に関する業務や衛生管理を行うための試験を行います。なので、法律を扱う事務業務と科学的試験を行う検査業務が中心となるので、非常に専門的な仕事になります。
また、調剤業務とは違ってより神経を集中させて仕事をしなくてはいけないので、最初のうちは精神的に疲れることも多くありますが、やりがいはあります。次にメリットとしては、公務員になれるということです。そのため、家庭を持っている人にとっては将来を安定させることができるという良さがあります。
当然、社会保障も完備されていますし、しっかりと休みを確保できます。公務員というのは転勤が多くある職種ですが、地方公務員となるので引っ越しを伴うような転勤はなく、安定して仕事を続けられるという魅力もあります。
また、残業もほとんどないです。一方でデメリットもあり、公務員なので初任給がとても少ないです。大体20万円程度で調剤薬局勤務の人と比べると10万円程度少なくなってしまいます。ただ、生涯年収で見ると昇級もありますし、賞与も出るので結果的には上回りますが、最初は給料面で不満を感じやすい可能性があります。
また、この職種に転職するのは難しいというイメージを持っている人も多くその理由としては、そもそも公務員試験に突破しなくてはいけないという部分ですさらに中途採用も少ないので、非常に難関ではあります。しかし、それを乗り越えることで安定と安心を手に入れることができます。