国家試験に合格後はきちんと更新をしよう
2017年03月10日
薬剤師の国家試験に合格したら、それで終わりじゃないと言う事をご存知でしょうか。2年に一度厚生労働省に届け出をする必要があり、こちらをしなかった場合は罰則を受ける事もございます。では届け出とはどの様に行えばよいのでしょうか、またその届け出がなぜ必要なのでしょうか。
■届け出の出し方について確認して見よう届け出はお仕事に疲れている方の場合は、勤務先を管轄している保健所の方から勤務先に届け出票が輸送されます。また勤務されていない方の場合は前回お書きになられた住所に送付される場合がございます。
ご自身で届け出をご準備する場合は厚生労働省や保健所のホームページなどからダウンロードを行うか、保健所の窓口で受け取る事などによって準備する事が可能です。この届け出は免許を持たれている方は皆する必要があるものとなっており、別の仕事に就かれている方も求職中の方もする必要がございます。
しかし習得後に海外に住所を移された方につきましては対象外となりますが、その後再び日本の住所になられた場合は登録が必要になります。
こちらの届け出には期限が定められており、2年に一度1月15日までに保健所の窓口に提出する事が必要になります。この届出を行わな方場合50万円以下の罰金が発生する事が有りますので、郵送される場合は届け出期間までに保健所に届かないと、規定違反の対象者になってしまうので注意が必要になります。
その他にも届け出を行っていない方は、薬剤師資格確認検索システムへの登録が抹消されてしまう為、求職中の方などが就職活動をなさっている際に、企業側が調べた時に登録確認が出来ないというケースが出てきます。もし何かのご事情によって届け出が出来ない場合は、お近くの保健所の方へお電話などで相談をなさって見て下さい。
この届け出は最新の情報をデータベース化する為に必要な物になります。この情報をデータベース化して参照する事によって、誰が何処で働いているかと言う事を把握する事が出来ますし、その方が本当に免許を持たれているのかと言う事も簡単に確認する事が出来ます。
現在は厚生労働省が提供しているシステムに「薬剤師資格確認システム」と言う物があります。こちらは名前さえ分かりましたらネット上で誰でもその方が本当に免許を持っている方がどうかを、調べて確認する事が出来るようになっています。
人の命を預かるお仕事の為何方が何処に勤務されているかを確認できる届け出が必要であり、高度な知識を持たれている方を把握する為に資格がございます。