薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

妊婦・授乳婦専門薬剤師の主なメリット

2017年11月20日
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薬剤師ならば、一度くらいは薬物の赤ん坊に対する影響に関して妊婦、授乳婦サイドより相談に乗った経験があると考えられます。しかしながら、妊婦、授乳婦に対しての薬物療法につきましては、薬剤の効果と安全面の根拠となる必要な情報が限られるので、明白に答えることができないケースが少なくありません。

さらに、一般的な薬物療法とは違い、病を患っている方だけでなく、母体に対して投与した薬物そのものが胎児へ移行する悪影響も考慮に入れる必要性があります。医薬品、あるいはサプリの中には、妊娠中、あるいは授乳中の服用を禁じていたり規制していたりするものが珍しくありません。

妊婦、あるいは授乳婦が服用してもセーフティーな薬物はどれか、把握しにくいことも珍しくないでしょう。そうした妊婦や授乳婦の薬物療法のみに絞った資格としまして、妊婦・授乳婦専門薬剤師があります。これは、日本病院薬剤師会が認めている資格で、妊婦・授乳婦そして、胎児・哺乳児に対しての有害反応を加味した薬物療法に必要不可欠の知識、スキルをもつ薬剤師を育て上げることを目指しています。

妊婦・授乳婦に関係する専門家が新着の専門的な知識を学習する場を供すると同時に、その専門的な知識を客観的に証明することができるというスタンスもあります。それから、妊婦・授乳婦の薬物療法に関しては特異ですので、充分な広い範囲の知識やスキルをもった専門家の存在はとても大事になってきます。

学習するプロセスで、たくさんの広い範囲の知識を身に付けることができますので、妊婦・授乳婦サイドより薬物の赤ん坊に対しての悪影響に関して悩み事を聞いたとき、適正な知識をもとに応じることができます。これから先、晩婚化が進行することによって、なお一層妊婦・授乳婦サイドから相談を受ける状況は増えることになることが考えられます。

ですので、病院だけでなく、調剤薬局、あるいはドラッグストアで勤める場合にとりましても、取るメリットが多くある資格と言えます。


 

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