薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

小児薬物療法認定薬剤師になるには

2017年11月15日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

小児薬物療法認定薬剤師とは、日本小児臨床薬理学会と日本薬剤師研修センターにより2012年から新しく創設された資格で、一定以上の知識や適性があることを試験や実務研修を通じて確認して認定された専門的な薬剤師のことを指します。

具体的には、まず3年以上病院や診療所、薬局などで実務経験を積む必要があります。その後、40時間にわたるインターネットによる研修を受ける必要があります。その研修を修了した後、一年に一度行われる資格試験を受けます。

資格試験に合格した後は、小児関連の実務研修を1日行います。これらの過程をすべて終了して初めて認定されますので、もちろん簡単に取得できるものではありません。現在、小児に対して薬物治療を主に行っていたり、小児医療に興味を持っている薬剤師にとっては、認定されれば患者や医療関係者からの信頼を得ることが出来ますので、とても有意義だと言えるでしょう。

小児薬物療法認定薬剤師に認定された後は、小児に対する薬物治療を専門的な知識でもってサポートしたり、患者や保護者に対して正しい服薬方法を周知させることが求められます。時には、学校に赴いて学童に対して講演を求められるケースもあります。


 

過去の記事