薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

薬剤の専門家がHIVの専門家を目指すなら

2017年10月15日
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薬剤の専門家が、HIVの患者の支援の幅を広げるために、さらなる知識と経験を有していることを証明する認定試験があります。薬の知識に加え、HIV患者の服役指導など幅広いサポートを可能とするものです。どんな制度なのかをみていきましょう。

薬剤の専門家がなるIV感染症の専門家とは

20代の若者に急増しているというニュースをご覧になった方もいらっしゃることでしょう。特殊な病気であり、自分とは無関係であると考えている方は意識を改める必要があるかもしれません。意外に身近なものとなってきており、HIV治療に携わる専門家の需要が拡大してきています。

HIV感染症薬物療法認定薬剤師は、HIV感染症の専門の知識と経験を備えた薬学の専門家として位置付けられます。HIVの専門家として、専門的に勉強していることを専門機関(日本病院薬剤師会)が認定する仕組みとなっています。

薬剤の専門家であるとともに、HIVに関する知識を持ち、日々自己研鑚に励んでいることが証明されます。

資格を取得するための準備とは・どんな試験か

HIV感染症薬物療法認定薬剤師になるメリットとは、本来の薬剤の専門家という立場に加え、HIVの専門家として患者への服役指導を行なうことが可能となる点です。より活躍の領域を広げることが可能となります。認定されるためには、主催団体である日本病院薬剤師会が定める要件を全て満たすことが必要となります例えば、各学会の会員であることや、実務経験があること等、詳細に決められています。

50問ある認定試験は、基本から難問まで幅広い知識が問われます。過去問の研究が不可欠ですので、必ずチェックすることをお勧めします。ボーダーラインは公表されていませんが、6〜7割を確実に得点できることを目標にすると良いでしょう。

どんな仕事に携わるのか・今後の将来性とは

全国のHIV/エイズ診療拠点病院にて、医療チームに参加して活躍する道が開かれます。薬の専門家としてのサポートをするだけでなく、より専門的な立場から患者さんのサポートが可能となります。病院における医療チームの一員として、活躍することができますので、大きなやりがいをもつことができます。

また、キャリアを積み上げることにより、より高みを目指す薬剤師として活躍のチャンスを得ることができるメリットがあります。現職での重要ポストへの昇進や、転職に有利になります。また、今後もHIV患者のサポート機会は増加する見込みであり、需要は拡大していくものと見られていますので将来性があります。


 

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