薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

薬の専門家がさらなる飛躍をするために有用な制度

2017年10月07日
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研修認定薬剤師に関連する各種資格を取得できる制度があり、これを活用することで、さらなるレベルアップを図ることができます。ここでは、認定制度の概要を見ていき、各種資格を取得する意義や今後の活躍の可能性について言及していきます。

研修認定薬剤師の意義とはどんなものか

薬剤師は、日々の医療技術の進歩や新薬の開発などを背景に、新しい知識や実務能力を身につけていく必要があります。合格後に、さらなる自己研鑚を積んでいる専門家は、信頼きますので、これを公の制度で認定していくことが社会的にも意義があります。

それが、研修認定薬剤師制度であり、自らの資質を維持していくためにも、積極的に活用していくことが望まれます。新規は4年、更新3年毎に、薬剤の専門家として業務を遂行できる十分な知識と経験を備えていることを認定します。

そのためには、所定の単位を取得したことを申請すればOKです。自動車運転免許と同じように、持ちうる知識と技量が適切に維持されていることを証明することになり、大変意義のある制度となっています。

認定されるためにはどうすればよいのか

認定されるために必要なフローは以下の通りです。まずは、研修手帳を入手(購入)し、各種研修を受講してもらえる受講シールを手帳に貼り付ける方式で、取得単位を積み重ねていきます。

研修会の参加するためには、あらかじめ研究会開催計画書の提出が必要となります。研修センターでは、内容を吟味し受理したものを受講者に通知する段取りとなります。ビデオ研修やeラーニングなど、受講形態にバリエーションがありますので、忙しい方でも時間の都合がつけやすくなっています。

取得した合計単位数が40以上となれば、申請可能となります。ただし、期間の縛りがありますので注意。最長4年以内に、毎年5単位以上を取得する必要があります。

認定後の活動と今後の役割について

薬に関する専門家としてさらなる知識を修得し、公的機関より客観的な評価を得ることができていますので、活用領域が広がります。対象となる資格がたくさんありますので、自らが目的とする分野を深掘りしたい対象を選ぶと良いでしょう。

例えば、がん薬物療法や漢方薬認定など、取り扱う患者さんの領域を拡大することや、在宅療法支援や痛み緩和ケアなど、病院の医療チームと連携して行なう医療行為のサポートなど担う役割を広げることが可能となります。

せっかく取得した専門家としての立場ですので認定制度を活用して、さらなる自己研鑽に励みレベルアップすることが望まれます。その結果、キャリアアップや転職によって年収アップややりがいを得ることが可能となります。


 

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