薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

一度は目を通しておきたい薬剤師法

2017年09月06日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師の資格は、どんな法律を根拠にして成立しているのかと疑問に思う人もいるはずです。一般の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、実は日本には、薬剤師法というものがきちんと存在しています。そこで、どのような仕事をするのかや、免許取得のための条件などが明確に規定されています。

この法律に従って、毎年国家試験が開催されるというわけです。何も、業界団体が勝手にやっていることではありません。厳格な国のルールのもとでやっていることです。たとえば、12条においては、少なくとも一回国家試験を行うことと規定されています。

この文言から考えれば、試験は年に二回行ってもいいわけです。実際に、過去には年に二回行われていたケースもあります。19条からは、業務内容に関しても詳しく規定がなされています。この仕事に就く人はもちろん、就かない人でも、一度はしっかりと読み込んでおきたいものですよね。

色々と勉強になることが多いです。資格がなければ調剤ができないことや、ルールを破った場合には罰金があることなどが記されていますが、これは一般人にも無関係なことだとは言えませんね。刑法に近い性質を持っているので、要チェックでしょう。

法律はどんなものであれ、知らなかったでは済まされません。ちなみに、調剤応需義務という義務が薬剤師には課せられています。これは、調剤の求めが合った場合には、必ず応えなければならないというルールです。正当な理由がある場合は抜きにして、断ることはできないわけですね。

それも当然でしょう。その人が嫌いだからという理由で断られたら、断られた方はたまったものではありません。医師も同じような義務がありますし、タクシーの運転手さんにも似たような義務はあります。シンプルに言えば、その日の気分や相手によって、仕事をするかしないか決められないということです。

社会のためにきちんと仕事に向き合わなければいけないというわけです。ちなみに、調剤は薬局でしなければいけないという規定があるのも面白いですね。


 

過去の記事