薬剤師の資格というのは、薬剤の調合を処方箋に基づいて行うことができます。究極的にいいますとそれが資格の内容であり、それができるからこその国家的な認定を受けた業務といえるわけです。どこの国でもそうですが薬の売買や調合はかなり厳格に定められていますから、薬剤師でないとできないこと、というのがはっきりとあるわけです。
さて、最近では健康食品などがブームになっています。健康ブームですから、より効果がありそうな食材、或いは商品を、となるわけですが、これは薬ではありませんから、別に誰でもアピールすることができます。誰でも販売をすることができるようになっています。
逆にこれは薬剤師さんがこのような効果があるとして、などという宣伝はしてはいけないことになっています。これは医者でも駄目です。あくまで健康食品は食品であり、薬効、特別に効果があるような言い回しはできないようになっています。
唯一できることは成分として何が入っている、という話しくらいです。これは別に薬剤を調合、それらの知識がある人にいってもらう必要性もないです。健康、とついていますから薬的なものをイメージしている人がいますが、あくまで食品という認識でいましょう。
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