薬剤師の資格はどうやって取れるか
2017年09月13日
薬剤師は国家資格です。これを所持している人だけが出来る価値の高い職業です。国家資格ですから国の法律に基づいて与えられます。医療の現場で人の命に係わる仕事に従事する仕事ですから、医師や看護師と同じようにとても重要な役割を担っています。
取得に向けての取り方は、まず、薬学が学べる大学に入り卒業することです。薬学系の学科を設置している大学は全国に数多くありますが国立や公立は費用も抑えられますが、私立になるとかなり高額の授業料がかかります。
国公立はレベルも高いので入るのが難関です。この職を目指している人は、まずはこうした薬学系の大学に入学し、6年間勉強しなくてはいけません。その分野は幅広く、化学、生物化学、薬剤学、疫病学などの授業から実際の薬局での実習に至るまで、薬学に関する幅広い知識や技術を身につけていく必要があります。
この沢山のカリキュラムを無事に修了して、晴れて卒業した人、もしくは卒業見込みをもらえた人に家試験の受験資格が与えられます。そして次なるステップは試験に合格することです。合格率は、例年平均で70％?90％ほどです。
ただ試験は年に一度だけなので、不合格になればまた一年機会がありません。試験に合格して申請をすると、厚生労働省の名簿に登録され、晴れて名乗ることが出来ます。