薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

薬剤師の資格を貸す事って出来るのか

2017年09月26日
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薬学部に長いこと通い続け、試験に合格してようやく手に入れた免許はとても大切なものです。しかし、その免許を借りたい方も居ます。問題ならないか心配になる方もいると思います。もしも貸してしまうとどのような事が起きるのかをまとめてみます。

名義貸しを行うとどんな事が起きるのか

結論からいえば資格を貸す事は法律で禁止されています。これは一般的に名義貸しといわれています。名義貸しが行われている事が発覚すれば、免許の剥奪や罰金が要求されます。また貸した本人も様々なデメリットがあります。

法律違反になることは勿論、薬事法で兼任を禁止されています。名義を貸してしまうと、その方の仕事場で働いていると所轄の都道府県に登録することになります。つまり仕事をしようと思っていてもデータ上では仕事をしていることになりますので、働くことが出来なくなります

ですので名義貸しが出来るとしたら免許を持ちながら、免許を必要としない全く別の職業の方です。しかしこれも当然法律違反になります。

名義貸しが起こる2つの理由とは

名義貸しが禁止されているにも関わらず、行われているのは様々な理由があります。まず、仕事をするために有権者から借りる場合です。免許を取るには、薬学部に6年間通って勉強する必要があります。そして免許は試験に合格して初めて貰えます。

学校によって差はあるものの、薬学部の学費は安くはありません。更に6年間通うのでかなりの時間がかかります。ですので、費用も時間もかけられないけれど免許が必要な仕事をする為行う場合があります。次に雇用する会社が複数の薬剤師を雇いたくない場合です。

いなければ、扱えない商品や業務はありますが給与が高いために複数雇いたくないと考える人もいます。その為1人だけ雇い、その方がやっている事として実際は無資格の方に行わせます

もしも名義貸しを頼まれた場合に大切なこと

名義貸しは特に免許は持っているけれどその免許が必要ではない仕事をしている方に、有効活用しよう等と声をかけられる場合が多いです。人によっては、名義貸しは何処でも行われていると言う方もいますが、法律違反です。

ですので、誘われた場合はどんな理由があろうともきっぱり断る姿勢が大切です。けれど、自分が望まなくても名義貸しになっていた場合があります。免許証にある免許証番号を、名義貸ししたい方が知っていた場合使われてしまう可能性があるからです。

ですので無闇矢鱈に免許証は見せないようにします。人によっては切実な理由でバレないなら貸してあげたいと思うかもしれません。ですが人命に関わるからこそ、6年も勉強して試験に合格し、免許が必要になります。人に貸せる程軽くはない事を忘れないようにすることが大切です。


 

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