講習や経験がいらないライセンス
2017年09月19日
ドラッグストアや薬局で働く人は薬剤を扱うライセンスがあり、様々な専門ライセンスを取得することができます。有名なものに認定タイプのライセンスがあり、講習を受けたり実務経験が必要です。しかし不要なライセンスもあるので紹介していきます。
薬学のスキルがあれば取得できる薬剤師と言うのは薬学を6年間学んだり、専門の国家試験を受けなくてはいけません。医療業界の仕事は就職をしても常に勉強で、学会や講習などに参加するのも当たり前になります。また医療業界では転職をすることでスキルアップし、様々な現場で働くことによってスキルが身につきます。
そんなスキルアップの方法と言えば転職以外にも、専門的な資格を取得することでスキルがアップします。しかし取得するには試験や講習を受けたり、その現場での実務経験も数年必要になります。食品衛生管理者は食品を扱う現場で必要な人で、1ヶ月の講習や3年の実務経験がいります。
ただ薬学を学んでいる人は講習などが不要にるのでおすすめです。
食品を加工したり製造する場所で必要なのが、食品衛生管理者や責任者になります。この資格は医学や薬学そして畜産学を学んだ人におすすめで、講習を受けたり実務経験無しで取得することができます。食品を扱っているお店では必ず必要な人材で、責任者の場合はそれぞれの都道府県で管轄があります。
薬剤師は薬学のスキルを持っていますので、管理者も責任者も同時に取得できるメリットがあります。異業種である食品業界に転職するときに便利で、飲食店や食品メーカーへの転職も成功させることができます。
認定タイプの専門ライセンスは知られていますが、食品衛生のライセンスは意外と知られていません。
ドラッグストアでは薬品だけではなく、健康食品も多数扱っています。例えばサプリメントも健康食品の1つで、他にもダイエット食品や健康ドリンクも含まれます。そこでおすすめしたいのが食品衛生管理者で、この資格は食品を扱う場所で必要な人材になります。
薬剤師であればすぐに取得できるので、スキルの1つにプラスすることができます。このライセンスは薬事衛生をする場で役立ち、製薬メーカーなどでは工場の管理をすることもできます。薬品工場では衛生管理をしたり研究をしたり、薬品の廃棄物を管理するのも仕事内容に含まれています。
海外からの健康食品を扱うメーカーもあり、世界を視野に活躍出来る可能性もあります。