人気を集めている職場での仕事内容
2017年09月29日
薬剤師の資格があれば様々な職場で働くことができます。ドラッグストアや調剤薬局、病院などが挙げられますが、年収にこだわる人々から注目されているのが製薬会社です。興味がある人は仕事内容について確認しておくことをおすすめします。
転職や就職をするときに確認しておきたい仕事内容製薬会社における薬剤師の仕事内容には様々なものがあるため、この職場への転職や就職を目指す場合には事前にチェックして心構えしておくことをおすすめします。大きく分けると5種類の仕事があり、研究職は多くの人が目指している仕事で創薬の研究や非臨床実験、技術研究などが行われています。
修士課程以上を終了した人がつくことができる仕事であるため、研究職を目指す人はしっかりと準備しておく必要があります。また開発職は、研究段階にある新薬の効果や安全性を分析することが主な仕事内容になります。
治験の収集データを分析したり新薬の承認申請書の作成、研究者と医者との仲介役などを行います。
学術職では医薬品に関する情報を集めて、関係する人に情報の提供やアドバイスを行ったりします。日本語の文献だけではなく外国語の文献や論文もチェックする必要があるため語学力も必要とされる仕事です。
この仕事を目指す人は英語をはじめとする外国語をしっかりと身につけておくことをおすすめします。学術職の案件は比較的少なく、興味がある人は見つけたらすぐに応募するようにしてください。DI職とは医薬品の情報を医師や一般の人々に的確に伝える仕事です。
資料の作成や電話やメールによる問い合わせの対応、文献や情報の検索などが仕事内容になります。外部のコールセンターに出向して仕事することもあります。
MR職とは医療情報担当者のことで、医師などに対して製品の効果や安全性、品質などに関して情報を提供するという仕事内容です。病院や薬局で営業するだけではなく、要望やクレームをきいて製品に生かすという情報収集の役割もあります。
製薬会社で働くことのメリットとしては、給与水準が高く待遇が良いということや福利厚生が整っていて休日が十分に確保できるという点が挙げられます。一方でデメリットとしては、研究職や開発職であれば修士課程修了以上というように応募条件が厳しく、DI職やMR職も競争倍率が高いという点が挙げられます。
また転勤が多いこともあり、何度も引っ越す必要がある場合があります。