薬剤師にとって転職が有利になる資格とは
2017年08月18日
今や薬剤師はあらゆるフィールドで引く手あまたな存在となっており、高収入を期待することが可能となっています。しかしながら、自分の適性を活かしながら働くことができる職場に巡り会うためにはスキルアップをすることがポイントとなります。
そこでここでは、持っていると有利な資格をいくつかご案内いたします。今や日本は、高齢化社会へと突き進んでいます。医療の進歩、衛生面の向上もあり、平均寿命は伸び、高齢者がさらに増えると予想されています。そこで、今後需要が増してくるのが在宅に関連する資格です。
在宅業務に有利になる強みを持っていると、より安泰と言えるでしょう。例えば、ケアマネージャーを取得することが挙げられます。取得することで手当がつく会社もあるので、収入面でも優遇される可能性はとても高いでしょう。
併せて、在宅をするうえで必要となるのが自動車免許です。１日に何件ものお宅を診てまわるためには、交通機関を利用するよりも自動車のほうが体力面で負担を軽減することができます。次に、認定薬剤師の中で注目を集めているのが、がん薬物療法認定薬剤師です。
今や、がんにかかる確率は二人に一人とも言われており、死因のトップにもなっています。そのため、近年ニーズが高まりつつあります。大きな役割は、がんの薬物療法に特化した知識を持ちながら、客観的に評価することが挙げられます。
また、がんの薬物療法は年々発展している状況であり、薬の効果・副作用などに関する最新の知識を有することが常に求められます。がん専門病院もあるように、がん専門の知識を持つ人材のニーズも非常に高まりつつあります。
収入面で優遇されるのはもちろんですが、こういった生死に大きく関係する職場で働くことで非常にやりがいを感じるという方もいることでしょう。他にも様々な資格がありますが、取得することで一般の薬局ではなかなか経験できない仕事ができ、転職にも有利となりキャリアアップへと繋がっていくことでしょう。