患者様に寄り添う重要なお仕事です
2017年08月18日
キャリアアップのために緩和薬物療法認定薬剤師の資格取得を考えている人もいるのかもしれません。その中には、詳しい内容について知りたい人もいるでしょう。そこで、緩和薬物療法認定薬剤師の資格取得について紹介します。
単位及びシールは、簡単に申請できます単位およびシールを申請する必要があります。まず、日本緩和医療薬学会のホームページから単位申請書をダウンロードします。単位申請書の必要事項を入力し、参加希望者の問い合わせ先も記載したプログラムを完成させます。
単位申請書とプログラムをPDFファイル化して、事務局にメールを送信します。申請後一週間ほどしてから認定委員会の審議結果についての返信がきます。返信内容を確認して、シールを申請します。シールの代金は1枚30円になるので、直接口座に代金を振り込みます。
振込み後の受領証あるいは領収書をA4の用紙に貼り付けて、事務局にFAXを送信します。宅配便の着払いでシールが届きます。
これからの日本の医療に求められる資格になります。がん対策基本法において緩和ケアが重要な課題になっているからです。専門病棟から在宅まであらゆるシーンで需要があります。
高いニーズがあるため、たくさんの求人に恵まれています。痛みをコントロールするにはどうしたらいいのかなどの対処法を勉強できます。そして、バランスを保ちながら上手に痛みと付き合っていく方法が分かります。痛みに対する接し方を理解することで、患者様に寄り添う医療を提供できます。
専門的な技術により、充実した緩和ケアのシステム作りが行われています。また、注意を要する医薬品の服薬指導と処方支援が仕事の中心になります。
人生を全うするための痛みとの付き合い方はさまざまな意見があります。患者様が何を望んでいるのかを汲み取る力が必要になります。その時に、必要な緩和ケアをすることにより、患者様の体の負担を軽減できます。人のありがたみを感じ、生きる尊さを実感できます。
医師や看護師との連携がとれるチーム医療の一員として働き、協力体制が整えられます。がん治療全般の知識が必要となるため、化学療法や放射線治療についても学びます。常に最新の医療に触れる機会が設けられ、専門スタッフと一緒になって病棟を回ります。
希望を与えることで、強い心を蘇らせる力があります。前向きな気持ちを育むことで、精神的なケアもできます。