薬剤師は高収入のイメージがあるためか、高校生に人気の職業の1つです。ここでは、薬剤師のなり方と就職を見ていきましょう。なるためには、6年制の薬学部で学び国家試験の受験資格を得て、その国家試験に合格する必要があります。
かつて薬学部は4年制でしたが、平成18年4月に入学した学生から6年制の養成課程を修了しなければ国家試験の受験資格を得られなくなりました。大学では「薬剤学」をはじめ「有機化学」や「疫病学」などを学びます。
また、調剤薬局での実習の授業もあります。学費は、国公立大学の薬学部の場合6年間で350万円ですが、私立大学の薬学部ともなると6年間で1200万円と非常に高額となっています。そのため、一般家庭の人は国公立大学を目指すか、特待生制度を利用しないと厳しいでしょう。
国家試験は2日かけて行なわれます。難易度はその年によって変わりますが60〜80%くらいとされています。就職先としては調剤薬局や研究所、ドラッグストアや製薬会社があります。薬剤師の平均年収は533万円となっています。
また、結婚や出産などでいったん仕事を辞めた人が、ドラッグストアなどでパートとして勤務した場合でも時給は2000円以上と一般のパートの仕事よりもはるかに高いため、女性が長く安定して働くことができる職業といえます。
薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!? Copyright(C)www.yakuzaishi-shikaku.org All Rights Reserved.