医薬品のスペシャリストとして活躍しましょう
2017年03月24日
薬剤師は男女比率が男性４割・女性６割と、男女共に人気のある職種です。国家試験の受験資格を得る為には、薬科大学や他大学の薬学部の過程を終了する必要があります。そして、毎年３月に行われる国家試験に合格することで資格が取得出来ます。
■男女共に人気があり、再就職にも強い薬剤師は、男性比率が女性の方が若干多く、女性が活躍できる職種と言えます。その理由は、残業や夜勤などが少なく、休日も日曜・祝日に取れることが多いので、結婚後も働きやすいためと考えられます。
また、国家資格が必要な専門性の高い職業であるために、男女の収入に格差がないことも挙げられます。女性の場合は、結婚や出産で一度離職してしまうケースもありますが、働き場所は病院やドラッグストアなど幅広く、再就職にも強いと考えられています。
しかし、新薬の動向など、常に新しい知識が必要な職種のために、あまりに長いブランクは不利になります。パートでの募集も多いので、育児中の方には短時間からの復帰もおすすめです。
現在では薬科大学・薬学部がともに６年制に統一されています。そのため、一般的な４年制大学より費用が掛かることがネックになる方が多いです。国公立大学の場合は、他の国公立大学と同様に学費は抑えられています。
しかし、人気が高いために志望倍率も高くなっています。また、学費の他にも、自宅から通学できない場合には一人暮らしの費用も掛かります。私立大学は増加したために、自宅から通学できるケースも比較的には多いですが、学費は高額になります。
しかし、私立大学では特待生の制度が充実している場合が多く、学費の一部や全額を免除される場合もあります。学費の他にも、国家試験の合格率なども参考に選択することをおすすめします。
薬剤師の仕事内容は多岐にわたり、様々な場で活躍することが出来ます。病院や薬局の調剤では、患者とコミュニケーションを取りつつ、服薬指導や薬歴の管理をします。
患者は薬には詳しくないことがほとんどなので、どのような相手にでも分かりやすく伝えるといった能力が必要です。ドラッグストアでは、処方箋がなくても販売できるＯＴＣ医薬品を取り扱います。お客様の症状に合わせた薬をおすすめするために、この場合もコミュニケーション能力が必要です。
そのほかにも店で扱っている日用品や化粧品を扱ったり、場合によってはレジを打つこともあります。製薬会社では、新薬の開発など医学の最前線で働くことが出来ます。