医療現場で必要とされる職業とは
2017年07月28日
医療には西洋医学と東洋医学があります。東洋医学は漢方と呼ばれ、自然治癒力を高め、体の内部なら病気に対抗していくことになります。なので、体の外部から病気に対抗する力を与える西洋医学とは効果に違いがでます。最近では東洋医学が注目され、薬剤師になりたい人も率先して学ぶ人が増えてきました。
東洋医学に詳しくなりたいと考えているならまず、漢方薬剤師の道を選考することが一番でしょう。確かに西洋医学と東洋医学、両方に精通していることが一番いいかもしれません。だけど、薬の分野は案外、思っている以上に広いです。なので、最初はどちらかを選んで専門的な知識を得ることが大切です。
ちなみに3つの方法があります。勉強会などに参加することです。資格をとりましょう。生薬メインとした薬局で働いて実績を積みましょう。つまり、これらの方法を取ることで東洋医学の知識を会得することができるでしょう。
勉強会は生薬を扱っている会社が開催することがあります。それに生薬を扱っている薬局でもセミナーを開くこともあり、薬学部のある大学で講習などが開かれている場合があります。
どうしても、専門的な知識を得たいなら資格を取ることが一番です。つまり、試験に合格するために学習が必要になるからです。学習すれば当然、知識を得ることができます。さらに取得したことにより、専門的な知識を得られたという自覚が生まれます。
ただ、取得しても3年ごとに更新が必要となります。そのためにに関する研修に参加し、定められた単位を取得する義務があります。さらに生薬を専門に扱っている薬局で働けば、さらなる知識が得られるでしょう。その理由は生薬を扱っている薬局の場合、一般の調剤薬局より多くのモノを取り扱っているからです。
結局、実務を積むことによって積極的に知識を得られるということです。
案外、漢方の分野は専門的な知識が多いです。今まで東洋医学は西洋医学と違って、あまり目立つこともありませんでした。だけど、東洋医学は昔から現代まで廃れずに受け継がれてきています。最近では医学方面で注目が集まっています。
とにかく、東洋医学の良さを認識し、正しく使用してもらえるようにするのが薬剤師の仕事になります。生薬は使い方次第で、病状を悪化させるモノもあります。一つ一つはそんなに害がなくても、組み合わせ次第で毒となる場合があるからです。
さらにその逆もあります。なので、西洋医学と一緒に上手に活用することが求められています。興味があるのなら率先して学んでみてはどうでしょう。