薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

専門知識を勉強してステップアップ

2017年07月24日
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日頃の食生活や運動不足などが起因して起こることの多い糖尿病の治療には、糖尿病の原因となっている生活習慣を専門知識を持つものが指導する必要があります。糖尿病療養指導士は糖尿病の生活指導を行うための試験に合格した看護師、薬剤師、栄養管理士、臨床技師、理学療法士に与えられる資格です。薬剤師のキャリアアップとして取得される方も多い資格です。

認定試験に合格するまでの道のり

糖尿病療養指導士の認定試験は毎年3月に実施されており、試験はマークシート方式の筆記試験と糖尿病療養指導自験例の記録です。受験するために必要な条件は医療職の免許証があること、2年継続して糖尿病医療指導業務に従事している事です。

雇用形態に関係なく医療職の免許を取得し、一定の期間糖尿病医療指導業務に従事していれば受験が可能となっており、過去または過去10年以内に勤務及び従事していれば受験可能となっています。パート勤務の方やブランクのある方でも受験する事が出来ます。

医療職に従事している方に人気で、これまでに糖尿病患者の指導に携わった経験のある薬剤師にオススメです。

講習会が実施されているので勉強しやすい

糖尿病医療療養指導士志す医療従事者のために講習会が実施されています。講習会は受験者用の講習会と認定更新者用の講習会があるので、受験前の勉強はもちろん合格してからも学び続ける事が出来るので安心です。

更新試験を受ける場合、受験する年度の講習会の受講修了証が有効になります。講習会の申し込みはインターネットでも郵送でも申込みが可能となっています。受講の際は最新のテキストであるかを確認し、最新テキストでない場合は書店などで購入する必要があります。

更新者の場合は、最新テキストを無料でもらえるので安心です。試験に合格すると5年間認定期間があり、その期間に業務に従事し講習会を受講、研修単位を取得しており糖尿病医療指導の自験例がある事が更新可能となる条件です。

様々な医療現場で活躍する事が出来る

糖尿病の指導を行なっている医療機関は数が多く、糖尿病療養指導士として仕事をする場合も様々な医療機関で活躍出来ます。保険薬局や病院などでも糖尿病患者の治療やケアに携わっているところは多数あるので、仕事の幅は広がると言えます。

10年以内に糖尿病患者を治療する医療機関で従事していた方なら、ブランクがあっても認定試験合格後に働く事が可能なので、しばらく仕事から離れていた方や、これまでの職場からの転職を検討されている方のきっかけとして、ちょうど良い資格です。

糖尿病は現代社会において患者数が多く、治療には生活指導が必要不可欠になります。需要が高く、キャリアアップや新たな仕事として注目されているお仕事です。


 

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