自分にしかできないというスキルを持つことが強い
2017年07月19日
何事においても自分だけができるということには強みがあります。それは資格や学歴だけではなく、本当に使える能力です。たとえば、仕事に活かせる特殊なスキルがあれば、これはやっぱり優遇されるだろうし、理想の仕事をすることができるでしょう。
多くの現場で求められている薬のプロフェッショナルこうしたスキルを重要とする仕事はこの世の中にはたくさんありますが、医療分野ではかなり求められているものと言えます。と言うのもこの分野では前から人材不足が叫ばれているのですね。医師の不足、看護師の不足、そして薬剤師の人材不足。
どれも欠けてはならない大切な役割です。この人材不足は全国的に問題にされています。ですから医療分野専門の求人情報ではあらゆるところから人材を募集する記事を目にすることができます。たとえば、薬を扱うプロフェッショナルの存在を確保するために、高額な給料や時給を提示し、なおかつ待遇面もかなり良くしている企業も多いのですね。
これだけ好条件を揃えているにも関わらず、なかなかこの人材不足は解消されていないのが現状です。
このような人材不足ということもあり、薬剤師という資格は昔から人気の職業になっています。それはこの職業に就けば高収入を得ることが可能で、将来的にも安定した暮らしを送ることができるという理由が大きいのでしょうが、なかなか大変な仕事であることには違いないのですね。
しかし、薬を扱うプロフェッショナルの真の価値というものはいったい何なのか、という問題になりますと、これがなかなか難しく、答えられない人が多いのが現実です。世のため人のために働くことができること、そういう答えを出す人もいるかもしれません。
けっして間違っているわけではありませんが、もっと掘り下げて考えてみれば別の答えが出てくるかもしれませんね。
薬剤師の価値というものには人それぞれ違った考えがあるものです。そして、それらの考えはけっして間違いではないのですね。たとえば、調剤や服薬指導といった業務であるとする人もいたり、コミュニケーションだという人もいて、実にさまざまな意見があると思います。
しかし、もっと端的に言ってしまえば、最新の医薬品情報の収集という点が実は大きいのではないでしょうか。こうした医薬品の情報を提供する能力、これが薬のプロフェッショナルの一番大切な仕事になります。ただ、現代はインターネットが手軽に使え、ある程度の情報は得ることができますが、それらの情報が正しいものなのかについては、これはやはり薬のプロフェッショナルでなければ判断ができません。
薬のプロフェッショナルに求められるものは、実はかなり大きなものなのですね。