薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

プライマリ・ケアの担い手になるためには

2017年07月08日
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高齢化社会を迎えている現在の日本ですが、質の高い医療を実現するために、プライマリ・ケアに非常に注目が集まっています。プライマリ・ケアとは、いつでもどこでもそして誰もが質の高い医療を受けることができるということを実現するためのものです。

患者の近くにいて不安を解消する役割

日本におけるプライマリ・ケアは、他の国と比べると、かなり遅れているようです。生活をするうえでの健康に関する不安を解消することや、医薬品を適正に利用することができるかどうかということを相談することができる相手として、プライマリ・ケアにおける薬剤師の活躍が期待され始めています。

よって、プライマリ・ケア分野で活躍したいのであれば、きちんと資格を持っておいた方が良いということが言えます。プライマリ・ケアという言葉を聞けば、かかりつけ医をイメージするという人も、たくさんいらっしゃるかもしれません。

しかし、本来のプライマリ・ケアの意味は、患者の近くで色々な相談にのる総合的な医療ということを表します。

プライマリ・ケアの担い手としての期待

プライマリ・ケアをするのは医師だけの話だと思われるかもしれませんが、実は医師のみならず、薬剤師の人々もプライマリ・ケアの担い手としての期待が高まっています。医療界でプライマリ・ケアが注目をされ始めたのは、2010年に誕生した日本プライマリ・ケア連合学会が発端であり、日本プライマリ・ケア連合学会においては医師だけでなく、さまざまな医療従事者がチームを組んでともに医療に関してのことを考え、行動するという協働をもっとも重視しています。

よって、薬剤師も医師と同じように、日本プライマリ・ケア連合学会の正会員になるということも可能です。プライマリ・ケアの担い手として活躍してみるのも良いでしょう。

必要なスキルは何かということを知ろう

プライマリ・ケアの役割を自分も担おうとするときに非常に頼りになるのが、日本プライマリ・ケア連合学会が運営している、プライマリ・ケア認定薬剤師制度です。プライマリ・ケア認定薬剤師に求められるものがあります。

それはキャリアであり、やはり患者全体を見て、その人にもっとも必要な対策などを提案して実行するスキルが必要となります。また、ときには医師や看護師などと連携することも必要となるので、他の医療従事者と連携することができるスキルも必要です。

よって、薬に関する知識以外にもさまざまなことを知っておく必要があり、疾病に関する情報やコミュニケーション能力が必要であると言えます。


 

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