世のため人のためになる薬を扱うプロフェッショナル
2017年07月08日
医療分野で働きたいという方は少なくありませんが、実はまだまだこの分野では人材が足りていないのが現状なのですね。医師を始め、看護師などもかなり不足しています。そして薬を扱うプロフェッショナルの存在も、今はまったく足りていないというのが現状なのですね。
今の時代に随所で求められているスキル薬を扱うプロフェッショナルと言えば薬剤師ですが、この資格を持った人が働く場所というのは調剤薬局が多いですね。調剤薬局での業務は医師が処方した薬を患者の体質や薬の履歴などと照らし合わせて調剤します。そして、その薬を服薬する際の注意事項を患者さんに伝えるという重要な業務もあります。
多くの薬のプロフェッショナルは、こうした病院やクリニックの調剤薬局で働くことになりますが、今の時代、これら調剤薬局以外でも活躍できる職場は増えているのですね。ドラッグストアなどの店員もそうです。こうした店舗では多くの薬やサプリメントが販売されていますが、中には第一種医薬品というものがあり、この医薬品を扱えるのは薬のプロフェッショナルだけ。
だから、こうしたドラックストアでも薬のプロフェッショナルの存在を求めているのです。
このようなドラックストアで働く薬剤師の業務としては、薬を売るということには変わりなく、これだけなら資格取得者でなくてもできることなのですが、たとえば花粉症というとても厄介な病気がありますね。この花粉症は日本で非常に患者の多い病気で有名です。
花粉症に効果がある薬というのは多々ありますが、中には眠気に襲われるという症状もありますので、車の運転前の服薬は問題ですよね。こうした副作用がかなり問題になっている現代、薬の正しい飲み方やタイミング、副作用のことまで説明できる薬のプロフェッショナルの存在がどうしても不可欠になるわけです。
薬というものは人の命にもかかわる重大なものですから、その服薬の際に注意することを余すことなく、また分かりやすく説明する能力というものも、薬のプロフェッショナルには必要です。
人の命にもかかわること、その事実を充分に認識していれば国家試験を通ればそれでいいという考えはなくなるはずです。実際、こうした資格を取得している人は多くいて、それらの人たちが実際に現場で働いていないということが問題になっているのですね。
医療や薬の技術というものは日進月歩で進んでいます。薬のプロフェッショナルを目指すのであれば、それら最新の情報を吸収するという努力も欠かせないですね。現代はインターネットでも手軽に医薬品を買うことができる便利な時代です。
また、国内では手に入らないような話題の海外医薬品ですら、個人輸入という手段で購入できるのですね。こうした状況では、ますます薬のプロフェッショナルの存在が必要になってきます。