薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

博士のライセンスを取る意味とは

2017年06月24日
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医師においては、医師の資格を取った後に医学博士の学位を取得することは次第に普通になってきています。そして、医療の高度化の流れの中において、こういった流れについては、今後薬剤師にもやってくると考えられるでしょう。

そもそも博士号とはどんなものか

一口に博士号といわれても、薬剤師にとって一番身近である薬学博士や医学博士に関してはもちろんのこと、理学博士や文学博士などさまざまな種類がございます。つまり、博士号についてはよく、足の裏の米粒といわれる表現がされています。

したがって、取らなければ気になってしまうが、取ったところで食えないことの例えといわれるのがその本意となります。そして、実際においては、博士号取得者については昔から比べれば多くなっています。しかし、研究職や大学教員の枠に関しては増えていませんので、結果として就職に関しては狭き門であるといったことが社会問題になっているのが現状となっています。

博士号を取るとどうなってしまうのか

これらの場合には、現在については6年制ですから、4年制による他学部とは違って、大学院試験を受ければ、修士課程を経ることなく直接博士課程に進むことになるでしょう。そして、博士課程に進学すれば、いずれかの研究室に対して籍を置くことになります。

しかし、研究室によっては、これらとしての経験を積んでいくことも研究と同じだけ重要視しており、積極的にこれらのアルバイトを推奨するところもあるでしょう。なお、博士号を取った後には、仮に研究職につけなくても就職は可能であり、それどころか、博士号を持っているこれらの肩書きを高く評価した上で、給料に反映してくれたり、しかも、責任ある業務を任せてくれたりしている病院や薬局も最近においては多くなってきています。

働きながらでも大学院に通えるのか

大学病院を含めた大きな病院においては、薬局長になるためには、博士号について必須であるところも増えてきています。そして、大手の薬局やドラッグストアーにおいても、博士号を持っている人を昇進させようといったところも増えてきています。

また、近年において、大学に関しては、これらの経験があり博士号を持っているものを実務家教員として採用しています。そして、この教員に関してはまだまだ不足していることが現状となっていますので、他の学部出身者による博士号取得者よりも大学教員になること自体がかなり有利となっており、現在においては、どこの大学についても社会人大学院制度を設けるようになってきています。

それによって、仕事を続けながら大学院に通うことについても、以前と比べればハードルが下がっているでしょう。


 

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