薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

取得すれば生涯有効、しかし2年に一度の届け出を

2017年06月29日
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薬剤師の国家資格を取得すれば生涯、生かして働くことが出来ます。取得までの道のりは、最低でも6年かかりますし、大学へ行けば取得できるような容易なものではありません。勉強して試験にパスしないといけません。それだけの時間と勉強を積み重ねて取得したのですから、有効期限の有無も気になるところです。

原則的には一度取得すれば一生有効

まずこの資格を取るためには厚生労働省が毎年実施している国家試験を合格しなければなりません。受験できる人は、法律にも定められています。受験できるのは6年制の薬学課程を修めて卒業した人だけに限られています。

ただ4年制からの移行措置の期間なども含まれていて、厳密に言うと2006年度から2017年度までに入学した4年制薬学教育課程の卒業生が大学院課程を修了出来た場合にも厚生労働大臣の認めがある場合にのみ受験することが出来ます。

国家試験に合格して晴れて免許証の交付を終えて初めて名乗ることが出来ます。一旦、取得してしまえば、原則的には一生有効です。途中で失効するようなことはありません。

取り消される場合もある事を知っておく

一般的には生涯有効であると言ってよいのですが、稀に取り消されたり、失効する場合もあるので注意が必要です。行政処分で取り消されたり、身体状況で無効になる場合があります。また、生涯、有効であるためにすべきこともあります。

それは二年ごとの届け出
です。国家試験に合格したの後は、放置していても有効ではあありません。免許の取得者は2年に1回という頻度で厚生労働省に届け出をすることが義務づけられています。

これを忘れたり怠ったりしてしまうと、罰金が科せられたリすることがあります。特に難しいものではなく、講習を受ける必要やテストもありません。ただ、現在の住所、氏名、勤務地などの情報を送付するだけの簡単な届け出です。薬局や病院に勤務していれば、職場から毎年その届を促される案内もあるので特に心配はいりません。

出産、育児を機に休職している人は忘れないように

一度、忘れたからといっていきなり失効したり、罰金が科せられたリということはありません。しかし繰り返していれば罰金の額も上がるとも言われていますので気を付けましょう。特に注意が必要なのは、出産、結婚などを機会に、休職中であったり、退職した場合においてです

また、転職期間中である場合なども忘れてしまいがちなので気をつけておきましょう。なぜ、2年に一回も届けを出す必要があるかというと、医療業界においては、データを常に更新しておく必要があるからでしょう。データベースを常に最新にしていくことはどこに誰が従事しているかを即座に把握することも出来、その人が本当に従事者である資格を所持しているのかを把握することが出来ます。

人の命に携わる仕事である故、当然の事です。責任をもって仕事することが大切です。


 

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