薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

改正法で気軽に薬が買える時代に

2017年06月30日
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体調不良や体の痛みが治まらない時、人間は第一に薬に頼ります。薬には、人の痛みや病気の症状を和らげる強い成分を含んでおり、飲み方を間違えれば命を落とす危険性もあると言われている程人間の体にとても影響力をもたらす存在です。医師からの処方でなければもらえない薬や、逆にコンビニなどで気軽に買える薬まで最近は様々です。

人間の体内で様々な力を発揮する薬

病気や痛みの症状が重く、常に薬を常備していなければ不安だという方も沢山います。そんな薬を処方したり、販売するのは薬剤師という資格の保有者です。国家試験に無事合格し、国の名簿に名前を登録してはじめて資格を受け取る事ができます。

しかし誰でも簡単に試験を受けれるという事はなく、必ず6年制度の薬学部の卒業経験がなければできません。6年以上の薬の勉強や研究経験は必須ですし、薬の成分や副作用などをきっちり理解した上でなければ人に売る事はできません。

それ程、薬の力というのは無知で摂取するには大変危険なものなのです。薬について熟知している人間に処方されると購入者側も安心できますよね。

薬の法律で販売状況などに変化が

薬には様々な種類があり、各症状によって摂取する薬も異なってきます。摂取方法を間違えれば体に悪影響が出てしまう可能性もある為、必ず薬を販売しているお店には専門医を置いているところがほとんどです。そんな中でも、市販で販売されている薬には大きくわけて3つの区切りがあります。

「第一類医薬品」と言われるものは、必ず薬剤師が店頭で購入者に薬の説明を行わなければいけないものです。「第二類医薬品」は、購入者にできるだけ薬の説明を行わなければいけないもの。「第三類医薬品」は、専門医が店頭にいなくても手軽に購入できる薬の事を言います。

しかし最近は薬の法律が変わり少しずつ販売状況に変化が出始めています。

簡単に薬が買えても無知ゆえの飲み方は禁物

第三類医薬品以外は基本的にドラッグストアでしか販売されていませんでした。しかし最近では薬の法律が改正され、薬局以外のコンビニでも気軽に第二類医療薬品も購入できるようになりました。

風邪薬などがこの第二類に入るのですが、薬局や病院以外でも販売する事が国から認められたのです。夜中や朝方の薬局営業時間外に体調をくずした時に買えたらとても助かります。なので2009年の改正法から、第三類医薬品以外はコンビニでも手軽に買えるようにはなったのですが、鎮痛剤などの第一類医薬品に関しては、安易に自己判断で飲むのは大変危険な為、今後も薬剤師の指示で摂取する事が必要になります。


 

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