薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

国家資格保有者で色々なところで働く薬剤師

2022年09月28日
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日本には薬剤師という国家資格があり、指定された教育機関を出た上で試験に合格した人だけが取得できます。では、具体的に何のために資格を取得するのか、どのような役割を持っていてどういった場所で働いているのかを紹介していきます。

6年間勉強して試験に合格する必要がある

日本で薬剤師は、名前からもわかるように薬を取り扱う専門家です。薬の中には、扱い方次第で人の命を奪う恐れがあったり、大きな事故に発展しかねなかったりするものがあるので、国家資格となっています。そして、国家資格を取得するためには、まず高校を卒業してから、大学に通う必要があります。

大学は基本的には薬学部や薬学科を選択しますが、漢方薬学科などでも対応できることがあります。そして、いずれの学部も原則として6年間学習しなければなりません。大学に卒業したら、国家試験を受験する権利が与えられ、試験に合格すると国家資格を取得できます。

病院や薬局などで接することが多い

一般の人が接することが多いのは、病院あるいは薬局です。薬局では、医師出してもらった処方箋を元に薬を調合してもらいます。そのため、処方箋を渡したり、調合してもらった薬の説明を受けたりして、直接やり取りをすることが多いです。

また、ドラッグストアでは、指定医薬品など一部の薬や道具は、購入するために説明を受けなければなりません。その説明を受ける際にも、接することが多いでしょう。病院では入院している人が服用するための薬を用意したり、救急救命の場で医師のサポートをしたりします。

そのため、直接やり取りをすることは少ないかもしれません。ただ、病院を利用している人であれば、ほぼ必ずお世話になっています。

身近ではないところでも働いている

また、国家資格は色々な場面で活かすことができるため、身近ではないところで働いている人も大勢います。よくあるのは製薬会社で、病院で使用するための薬や、市販薬の開発に携わっています。

また、必ずしも薬を作ったり調合したりしているわけではなく、専門的な知識を用いて、薬に関する情報を管理したり、医療機関と製薬会社の橋渡しをしたりするなど、サポートに回る人もいます。さらに、作った薬の効果が正しいか、問題が出ないかを確認する治験に携わる人も少なくありません。

また、学校や保健所など、公的機関に所属して、薬が問題なく使用されているかを監視したり、任されている環境を衛生的に保ったりする人もいます。


 

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