資格取得した上で働く上での注意点を理解する
2022年09月26日
薬剤師という仕事は難しい国家資格に合格する事で初めて働く事ができる仕事であり、求人も常に多くあるので安定して就職できるというのも大きな魅了です。ただし国家資格を取得して働く上での注意点もあるので、その点も把握しておく事も重要となります。
国家資格取得のために学ぶ学費は割高
高校から大学に進学する際に様々な学校を選ぶ事が出来ますが、薬剤師として働くためにはやはり薬剤を学べる学部のある大学を選ぶ必要があります。また通常であれば4年ですが薬剤に関する大学は6年学ぶ必要があり、通常よりも長く大学に通うため学費が割高になります。
大学で6年学ぶ必要があり、国立や私立でも学費は大きく異なりしっかり選ぶ事が重要す。国立であれば平均すると400万程かかり、私立の場合では年平均200万になる事が多いので、6年となると1200万と高額な学費が必要です。
奨学金を利用しても社会人になってからの負担もあるので、学ぶためには費用もかかる事を理解しておく事がポイントの1つです。
働いている中で昇給率をみると低い傾向がある
国家資格を取得することで初めて働く事が出来ますが、長く働くことを想定するのであればある程度昇給のことも考える事が大切です。たしかに専門職だからこそ給料は割高な傾向があり、新入社員の初任給を比べるとぐっとよい休養をもらう事ができる仕事の1つです。
ただし働いている人はみんなおなじ資格を取得している人だからこそ、昇給という点で考えるとなかなか難しい事が多いです。働いている人がみな資格取得者だからこそ昇給率は低く、給料の面で考えるとその後が伸びない傾向がある場合もあります。
もちろん役職などがある職場であれば昇給する事もありますが、より昇給を目指すのであれば新たな資格を取得するなど工夫する事もポイントになってきます。
仕事をする中で業務が増えている傾向がある
薬剤に関する仕事をイメージしたい際に、病院や薬局などで処方箋を元に薬を処方する仕事が浮かびます。確かに昔は基本的な仕事は処方などが多くありましたが、最近は時代の流れと共に仕事の内容も変わってきており負担が増えている傾向が多いです。
薬剤の処方だけでなく事務処理や在宅訪問のほか、ジェネリック推奨といった業務が増えたことを理解する必要があります。仕事内容自体はシンプルだった事が、より行わなくてはいけない仕事が増えたと考えるとよいです。
インターネットの普及によりパソコンを使用した事務処理の増加だけでなく、在宅訪問など今後も業務負担が増える事も想定しておく事が重要です。