薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

活躍できる職場と仕事内容・やりがいと魅力

2022年08月22日
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薬剤師は薬に関するプロフェッショナルです。身近なドラックストアで薬や健康相談ができる、病院で調剤を担当しているといったイメージがあるかもしれませんが、他にも薬に関する様々なことに携わります。ここでは実際の仕事内容や職場、その苦労や魅力について紹介します。

働くことのできる職場はいろいろで仕事内容も様々

薬剤師の仕事は働く場所によって違います。一般的なのが薬を調合する調剤薬局ですが、こちらでの主な仕事は医師の処方箋に基づく調剤業務と患者さんへの薬の説明です。ただし処方箋の通りにただ調剤しているわけではなく、薬歴や症状を総合した結果、処方箋の内容に疑問を感じることがあれば医師に問い合わせをすることもします。

公立や私立病院で勤務し、外来患者さんや救急患者さんへ薬を調剤するのも仕事です。病院内には抗がん剤や注射液があるので薬剤の適切な管理が必要ですし、投与や服用に際しては患者さんに効能や副作用の説明をします。

一般企業や製薬会社に勤務することもあります。薬の営業や在庫管理、医療機関への情報提供が主な仕事ですが、専門知識を活かして新薬の開発や治験に携わることもあります。企業だけでなく公務員として行政機関で勤務することもできます。例えば保健所勤務の場合は薬事衛生の管理、管理対象店舗の開設許可や管理指導、鑑査を担当します。また警察署に勤務する場合は特別捜査官として違法薬物事件に関わることもあり、自衛隊の一員として薬剤科に勤務する場合は幹部候補生としてそれぞれの部隊で医療衛生業務に携わります。これら公的機関で勤務する場合の身分はいずれも公務員です。このように資格を活かすことのできる職場は官民を問わず様々ですが、そのいずれもが薬の専門家としての勤務であり、人々の健康な生活を守ることと公衆衛生の向上や増進を目的にしています。

職場はさまざまだが他の職種にはない苦労がある

いろいろな職場で活躍を期待できる資格ではありますが、その仕事でしか感じることのない苦労があります。まずミスを許されないことです。この仕事は命に直結する可能性があるため常に緊張を強いられます。特に調剤薬局や病院勤務の場合は、連休前後に業務が集中するため長時間に渡る集中力が求められます。

また絶え間ない知識のアップデートが必要です。医薬品の進歩は日々続くため常に新しい知識が求められます。産休や育休など長期間職場を離れている間に新薬が登場した、処方が変更されてよくわらかないという事態に陥らないよう働いている限り勉強し続けることが必要です。

このように薬剤師として働くには、常に人の命や健康に直結する仕事をしているという自覚と覚悟が求められます。

この仕事に就くことの魅力とやりがい

他の職種にはない苦労がある大変な仕事ですが魅力とやりがいがあります。資格取得には大学で専門知識を学び、社会にでても職場で高い集中力が求められますが、平均年収は他の職種に比べ高いです。また人の健康や命に直結した仕事であることもやりがいを実感しやすいといえます。

入院時は苦しそうだった患者さんが快癒して退院していく、感謝の言葉をもらう、そういった出来事に触れると強く達成感を感じることができます。また研究や治験を通じて新薬の開発に携われることも魅力であり、途絶えることのない医薬品の歴史に新たな記録を刻む瞬間に立ち会うことができます。

このように大変ではありますが、報酬が高く達成感や満足感を実感しやすい、やりがいのある仕事であるといえます。


 

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