社会人になって長い年月、仕事をして働いていきたいとお考えの際、やはり手に職や技術がある事は一番です。そんな中でも薬剤師の資格は薬学の分野のみならず、メーカーや施設など様々なシーンで活かせる資格なので、持っていたら引く手あまたの素晴らしい資格です。
この職に就くためには高校を卒業してから薬学部のある大学に進学することがまず第一ステップです。その為には高校時代から選択科目などにも気を付けて勉強しておく必要があります。この薬学部、というのは医学部同様に6年間通わないといけないわけですから、ある程度の学費も必要いなってきます。
できれば奨学金などをもらう事も考慮してみるとよいでしょう。6年間の大学生活はかなり充実した勉強内容の日々となります。というのも一般教養は勿論の事、この職業につくべく、薬学の知識や薬草、または接客などの勉強もあるからです。
これは薬だけを扱うのではなく、人が服用するものを扱う、という事から人とのコミュニケーション力も必要になってくるため、必須のスキルなわけです。薬だけを勉強するのでなく、こういった対人マナーもしっかり学ぶおかげで、後述いたしますが、この資格を持っていると、職業の幅が広がる事になるわけです。
薬学部に入学してからの日々はだいたいこんな感じです。6年間のうち教育実習として病院で11週間、薬局で11週間の実務実習があります。こののち、毎年1回2月に行われる国家資格試験を受験して、合格すると、晴れて免許を取得することができます。
ここまでの道のりもかなりハードで大変ですが、薬剤師という職業は学生時代も大変であることは勿論、資格を取得してからも非常に大変です。というのも薬剤は常に新しい物がどんどんリリースされてきますから、常に勉強がつきものだからです。
更に病院や調剤薬局に勤務すると、おのずと対人サービスをしなくてはならなくなりますから、薬の知識だけでなく、いかに人に上手に薬の内容を説明できるか、という手腕も問われる事になります。
資格に合格したら、病院や調剤薬局に就職するもよし、家業が薬局などならそこを継ぐもよし、とすぐにその資格を生かして働くことができます。また薬局などだけに限らず、この資格を持っていると糖尿病療養指導士や日本褥瘡学会認定師になることができたり、危険物取扱人や臨床検査技師の試験の受験資格を取得できます。
さらには薬剤師資格があると、更に毒物劇物取扱責任者、食品衛生管理者になるには届け出を出すだけでOKです。一生懸命に6年間勉強して国家資格に合格すれば、職業の選択肢がどんどん広がっていきますね。またこれに限らず、昨今では医薬品メーカーの学術薬事部や、カスタマーサービス部、介護施設などの管理のお仕事など、幅広い分野で活躍することができます。
薬の知識と対人のテクニックをしっかり学んで、将来の職業選択の幅を広げましょう。
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