薬を取り扱う仕事をしたいときは国家資格を取ろう
2022年06月25日
薬を取り扱う仕事はたくさんありますが、すべての仕事場で働けるようになりたいときは国家資格の取得を目指すようにしましょう。国家資格を取得していなければ、選択肢が狭くなってしまうため希望する職場では働けないかもしれません。
資格を取得すればさまざまな職場で働けるようになる
薬を取り扱う仕事として、ドラッグストアの店員があります。そちらは資格なしで働くこともできますが、やれることがかなり限られてしまいます。もしも、ドラッグストアで働きたいと考えるときも、やはり専門の資格を取得した方がよいでしょう。
そうすれば、普通の店員だけでは取り扱えないような薬も販売できるようになります。ほかにも薬局や医療施設などがありますが、それらの専門性の高いところで薬を取り扱いたいと考えるなら資格は必須となります。
何でもよいので薬に関わりたいのなら別ですが、しっかりと薬に関わり人々を助けたいなら薬剤師の資格を取るようにしましょう。
大学に通って資格を取得することになる
薬剤師の資格を取得するのはそれなりに学力も時間も必要となるため、簡単だとはとてもいえません。まず、薬学部が用意されている大学を探して、合格するところからスタートする必要があります。
医療系の学部はさまざまありますが、トップクラスの難易度なのできちんと勉強しなければ合格するのは難しいでしょう。そして、大学に通う期間は六年となります。二年制の短大や普通の四年制の大学では、決して取得することはできません。
六年間のカリキュラムがあって、それらをすべて終わらせることでやっと資格を取得するための国家試験にチャレンジできるのです。しかも、その国家試験は一年に一回しか行われていないため、失敗したときは、次の年まで再チャレンジすることができないです。
このように難易度がかなり高い資格なので、取得を目指すときはきちんと準備した上で挑むようにしましょう。
働きたいところをきちんと決めよう
薬剤師になるために大学に通えば、自分が何をやりたいのかハッキリとするはずです。病院に勤めるのもよいですし薬局で働くのもよいでしょう。目標が決まれば、就職活動でやるべきことが決まってくるので、早めに働きたいと思えるところを決めておくことが大切です。
なお、就職活動が成功して、希望するところで働けることが決まっても、国家試験に落ちるとすべてが無駄になってしまうケースがあります。そのようなことからも、しっかりと勉強することはとても重要だといえるのです。