生き残るために何が必要になるのか
2022年06月24日
さまざまな職種において、機械化が導入されるケースが増えています。薬剤師の職場も他人事ではなく、ピッキングや一包化などの調剤業務などでは、機械化の動きが広まっていく可能性があります。機械化が進んで求人が減ったら、仕事探しに苦労するようになるかもしれません。将来の仕事に困らないように、どのような点に気を付けたらいいのか考えていきましょう。
キャリアプランを考えていくことが大切
薬のスペシャリストとして専門的な資格を持って働く職場にも、さまざまな選択肢があげられます。そこで機械化の動きが広まっても働けるように、まずは自分がどのような分野で働きたいのかキャリアプランを設計するのも1つの手です。
病院や調剤薬局のほかに、製薬会社や化粧品メーカー、公務員など多くの選択肢があります。特定の選択肢だけで検討せず、将来性のある仕事は何か、自分がやりたい仕事は何か考えていくことが大切です。
自分の得意分野が活かせる仕事を探そう
将来的に生き残れるのは、専門知識や何らかのスキルを持っている人材です。そこで将来性のある働き方をするために、専門知識が豊富な分野やスキルが活かせる職場を考えることも必要です。
自分には得意な分野がないので、どのような職場を選んだらいいのかわからないという方もいるかもしれません。しかし今は得意な分野がないという方であっても、今から勉強することで得意分野や自分のスキルを伸ばすことは可能です。
興味のある分野を中心に専門性を高めて、持っている知識やスキルを活かせる職場を探してみましょう。関連する知識の資格を取る、専門性が高められる職場を選ぶなどの方法で、知識やスキルを伸ばしていくことも可能です。
最初はいろいろな職場でチャレンジしてみよう
薬剤師としてどのようにキャリアを積んでいけばいいのか、自分がどのような専門性のある知識やスキルを伸ばしていけばいいのかわからないという方もいるでしょう。そのような場合であれば、いろいろなジャンルの職場でチャレンジしてみるのも1つの手です。
病院で働く場合であっても、担当する科が異なれば働き方や仕事内容が変わってくることもあります。実際にいろいろな職場を経験したうえで、自分にはどのような環境が向いているのか考えていきましょう。実際に多くの職場で経験を積んでいくことで、自分に向いている環境や興味を持って学びたい内容が見えてくるかもしれません。