薬剤のプロでなければ、薬についてはよくわからないと言ったことが、患者さんの本音として聞かれています。なので、患者さんの質問に対して薬剤師は、テキパキとした答えを用意しておかなければなりません。どんな質問があるのか、どんなNGがあるのかをチェックしてみましょう。
お医者さんから以前、処方してもらった薬が薬箱に保管されている、こうした家庭は案外多いでしょう。例えば、頭痛がして処方してもらった薬、また同じような頭痛がしたため、保管していた薬を服用することもあるようです。
しかし、薬剤師いわく、症状がまったく同じではなく、また、頭痛であっても病名は異なる可能性を指摘しています。残っているから、もったいないから、そうした理由で薬を使うのはNGです。
また、あまり知られてはいませんが、薬にも使用期限というものもあります。変質しやすい薬もありますし、使用期限が過ぎた薬については効き目が判断できかねるといいます。なので、薬を服用したい場合なら、薬局や病院にまずは確認をしましょう。
また、自分ではなく、家族が風邪をひいたり、インフルエンザにかかったとして、以前、自分も風邪をひいていたり、インフルエンザにかかっていたとします。ウイルスが移った可能性ももちろんあります。インフルエンザならなおさら、そう思うでしょう。
だから、自分が病院でもらった薬を家族にすすめることはNGです。病院で処方された薬については、患者さんの病状、症状、年齢など、いろんなことを考慮して処方されています。いわゆるオーダーメイドです。
薬局などで販売される風薬は万人向けで、効き目があるかどうかは定かではありません。その患者さんの疾患、症状に合わせてないからです。なので、同じように症状が似ているからといって、病名は同じではない可能性大です。
年齢によっても薬の種類、量も違います。家族でシェアすることはNGです。
薬剤師からは、服用の説明を受けます。これは義務化されています。その通りに薬を飲むことにより、効き目があるからです。例えば、飲み薬の飲み方も、きっちりした説明を受けるでしょう。サプリメントはいつでも飲んでよいと言われています。
しかし、医薬品は飲み方が決まっています。例えば、起床時に飲む薬もあります。朝起きてすぐという意味で、朝食後に飲むのではありません。また、食前に服用といっても、食事をはじめるタイミングではなく、食事をする30分くらい前に服用します。
食事をはじめるタイミングというのは食直前です。このタイミングを知らないで安易な服用は効果が弱くなります。
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