難関の国家資格を取得して安定した職業に就こう
2024年11月18日
就職をするのであれば、出来るだけ専門的分野に秀でていたほうが、企業としても安心して採用してくれます。そのための一つの手段として国家資格を取得するという方法があります。どのような資格が適しているのでしょうか。
国家資格は取得が難しいものが多い
国家資格を取得するのであれば、出来るだけ生涯にわたり使えるような資格が良いでしょう。例えば医師の資格などは、生涯使うことが出来ます。勤務医として勤務するのであれば、それは難しいかもしれませんが、自分で医院を開業すれば、この医師という国家資格は一生使うことが出来るようになります。
日本は高齢化が勢いよく進んでいる国ですから、取得するのであれば医療系の資格は適しているものの一つといえるでしょう。その医師に似たもので正看護師や准看護師の資格もあります。こちらは医師と違い難関といえるほどではありませんが、正看護師は国家資格なので取得は難しい面もあります。
准看護師は都道府県の資格なので、正看護師とはやや異なります。それ以外にも薬剤師という国家資格もあります。この資格取得も医師と同レベルで難しい資格ともいわれています。では、どのように取得するのでしょうか。
まずは薬科大学の入学から始まる
薬剤師になるためには、国家資格の取得が必要ですが、まずは薬科大学に入学する必要があるのです。薬科大学は６年制の大学であり、入学は簡単ではありません。私立と国公立がありますが、私立のほうが授業料は高めです。
そこで６年間にわたり薬の知識をたくさん詰め込んだり、実地試験等に臨んだりします。そして６年生になると国家試験の勉強をすることになります。つまり現役で大学に入学して、さらに国家試験に一発合格できれば、最短で２４歳で薬剤師になることが出来るというわけです。
では、その後はどのような就職先があるのでしょうか。
国家資格合格後の就職先とはどこか
この資格に合格した人のほとんどは、ドラッグストアなどに就職します。ドラッグストアや調剤薬局に行くと必ず薬の説明を受けます。この仕事は薬を正しく調剤したり、客に薬の服用方法などを説明したりします。
ちなみにこの職業の平均年収は、サラリーマンよりはやや上といった具合です。ですが就職先や地域によっても年収は異なりますので、就職する場合には、きちんと収入や待遇などを調査してから就職を果たしたほうが良いでしょう。