薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

薬学の知識を活かして長期的に患者の健康を改善する

2024年09月22日
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薬剤師は、患者が抱える病的な問題を薬学の観点から把握していきます。薬剤を適切に扱える状況にある存在なので、薬の効果を最大限に活かしたい時にとても重宝されています。フォローやサポートも充実しているので、医療には欠かせない役割です。

内服薬や副作用の状況を判断して調剤する

病気を抱えている患者が、現在服用している医薬品の状況を把握することは医療チームにとって非常に重要です。実際に、利用している医薬品によっては副作用の出方なども異なるからです。現在服用している医薬品の状況を把握して、新しい薬剤との相互作用がないかなども確認しなくてはいけません。

こういった、患者の生活習慣や食事内容なども把握できるのが薬剤師のメリットです。特に、医薬品同士の相互作用については薬剤の効果を最大限に引き出すためにも必ず理解しておかなくてはいけません。場合によっては、薬同士の効果が強すぎて逆効果になるケースもあるため医療チームの一員としてもとても重要な立場にいます。

投与回数や速度を設定するのも専門家の役割

医薬品は、投与回数やその速度を必ず管理しなくてはならない製品です。これは、薬の効果がそれぞれの種類で全く違うからです。例えば、薬の効果が高いものを短期間で何度も服用すると大きな負担が生じる可能性があります。

反対に、急性期の患者に対しては早期に効果が発揮するものを投与しないと手遅れになる可能性も存在します。このように、患者ごとの薬の効果を前提にした医師や看護師と連携をしながら最適な医療計画を立てていく必要があります。

そして、このような医療計画を正確に立てることができるのも医薬品の効果を正確に把握している専門家が存在しているからに他なりません。

退院後のサポートで健康状態を維持する

患者が病院から退院した後は、自宅で適切に医薬品を自分で使っていかなくてはいけません。ただ、医薬品の保管方法や服用期間などに関しては正確な説明がないと間違った使い方をしてしまう可能性も存在します。そこで、患者が退院した後も安心して医療行為を行うことができるようにサポートをし続けるのが薬剤師の役割です。

これは、ずっと医療現場に従事する医師や看護師にはできないことです。定期的に専門家と面談を行いながら、現状の内服状況を把握していくことで初めて、病院側も適切な医薬品の判断ができるようになります。特に、退院後のフォローに関しては病状の再発などを含めたバックアップが必要になりますのでその時々に有益な薬学の知識が不可欠です。


 

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