薬剤師になるには難関をいくつも突破する必要がある
2024年08月27日
日本には様々な専門職がありますが、そのほとんどは資格が必要になる場合があります。そのうちの一つに薬剤師の仕事があります。この職業に就くにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、そのなり方について解説していきます。
難関の国家資格を突破する必要がある
この仕事は人様に薬の処方の仕方や副作用などを説明する仕事でもあります。まず国家資格云々の前に、コミュニケーション能力が必要になる職業であるということを認識すべきです。また、薬という小さなものを扱いますので、こまめで几帳面な人ほど向いている仕事であるとも考えられます。
また他にも、薬は人の体にいれるものですから、処方量を間違えたりすると大変です。だからこそ几帳面な人が向いているのです。またこの仕事は重責ですから、誰でもなれるようなたやすいものではありません。この職業に就くには難しい国家資格を突破する必要があります。
この試験は年に一度行われているものですが、一度で合格すれば問題ありませんが、惜しくもパスできなかった場合には、1年間国家試験浪人することになります。ですが、年齢に関係なく受験できるというメリットもあるので、何度落ちてもチャレンジできるのは大きなメリットではないでしょうか。
就職先は「薬局」以外にも多数ある
国家資格を見事にパスして、この仕事に就いた場合には、主な就職先は薬を扱う職場になります。主なところはドラッグストアを思い浮かべる人は多いでしょう。ドラッグストアや調剤薬局に行けば、必ず薬を処方されるときに説明を受けます。
ですが、それ以外にも病院に勤務する人もいれば、一般企業の研究職に就く人もいます。また、年収はサラリーマンの平均年収よりもやや高めです。やはり、人の命にかかわる仕事であるため、重責なので年収も平均より高いのではないでしょうか。
まずは、薬学部を目指してみよう
国家試験に合格すれば、この職業に就けると上述しましたが、その前に薬学部で6年間にわたって基礎や応用を学ぶ必要があります。薬学部は6年間あるため、学費がかかります。
もしも学費を浮かせたいのであれば、私立の薬科大学や薬学部を目指すのではなく、国公立のほうを目指したほうが、学費を節約できます。このようにこの職業に就くためには、いくつもの壁があり、それを乗り越えたものだけが、なれる職業です。
なるためには幼いころから勉学に励む必要があるでしょう。