薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

地方で就職するメリットとデメリット

2022年04月01日
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薬剤師の年収は、平均で550万円程度ですが、実は年収の金額は地域によって大きな差があり、都市部より地方のほうが高い傾向にあります。ここでは、その理由や、地方で就職するメリットとデメリットについて解説します。

なぜ地方は都市部より年収が高いのか

実際に都市部と地方でどれだけ年収に差があるのかというと、100万円程度も違う場合があります。都市部では550万円程度が平均なのですが、地方だと600万円~700万円程度のところも多く見られます。年収が100万円も違うと生涯の収入が数千万円も違ってくるため、かなり大きな差だと言えるでしょう。

ではなぜ、地方のほうが年収が高いのかというと、それは都市部よりも人材が不足しているからです。地方は、交通アクセスが悪く、商業施設も少ないといった理由から、住みやすい都市部へ人材が流れていく傾向があります。

そのため人材を確保する目的で、地方の薬局は給料を高めに設定しているケースが多く見られます。

地方で就職するとどんなメリットがあるのか

メリットとしては、年収が高いこと以外にも、待遇が良いことや、職場がアットホームなこと、自然を楽しめることが挙げられます。待遇については、引越し費用や家賃の補助をしてくれるところ多いため、移住や生活の負担を軽減することができます。

また自治体によっては、移住支援金を出してくれるところもあるので、そうした点もチェックしておくとよいでしょう。そして地方の職場は、患者さんとの関わりが強く、アットホームな雰囲気になるところも多いと言えます。

さらに地方は自然が豊かなため、それだけで癒されることがありますし、アウトドアの趣味を持っている人にはピッタリの環境です。都会での仕事に疲れた人は、自然豊かな地方で働くことを一度検討してみるのもよいかもしれません。

地方で就職するデメリットは何か

一方のデメリットとしては、人間関係や習慣に慣れるまで苦労することや、生活の不便さがあること、キャリアアップしにくいことが挙げられます。地方では、隣近所や地域での人間関係が濃いですし、独特の習慣もあるので、都市部から移住する場合は、慣れるまでに苦労するかもしれません。

そして地方は交通アクセスが悪く、お店や商業施設も少ないため、不便さを感じることも多いでしょうし、これも慣れが必要になります。さらに地方の場合は、薬剤師のスキルや知識を高める教育体制が不十分なところが多いので、キャリアアップがしにくい点にも注意が必要です。

このように地方にはデメリットもあるため、移住する際はいきなり正社員ではなく、派遣社員から始めて、自分に合っているかどうかを判断するのもよいでしょう。


 

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