薬剤師というと、資格もあり安定していて人気のある職業の1つと考えている人も多いです。しかし将来的に飽和状態になり需要が減っていくのではという憶測も出ています。その理由は何かというといくつか理由があるので詳しく見ていきましょう。
薬剤師は国家資格であり、職業的にも安定している為なりたいと考える人は多いです。その結果2020年の段階でおよそ32万人だった人数が、わずか25年後の2045年にはおよそ46万人にまで増えるという予想が出ています。
2030年位までは、需要は伸び続けると予想されているので問題はありませんがますその後は徐々に需要は減っていくと考えられています。仕事が沢山あれば、資格を取る人が増えても問題はありませんが、これからずっと仕事量が増え続けるという事は考えづらく、仕事量がほとんど変わらなかったり減少傾向にあった場合、2045年には10万人以上の人間が余ってしまう計算です。
そうなるとせっかく頑張って勉強をして資格を取っても、仕事に就く事が出来ないという人も出てきます。こうした状況を防ぐ為に、仕事の幅を広げたり、資格を取る人の数が増えすぎないようにする等の工夫が必要です。
日本は人口減少社会に突入しており、さらに高齢化も進んでいます。高齢化は医療関係者にとっては仕事が増えるので決してマイナスではありませんが、人口自体が減ってしまっては意味がありません。人口が減る事で各地になる調剤薬局も経営が成り立たないようになりつぶれていきます。
そうなるとそこで働いていた人も仕事がなくなってしまいます。つまり調剤薬局で処方箋業務だけをやっていては仕事がなくなってしまうので、これらの仕事だけに依存しない働き方求められるようになる可能性が高いです。
その為、将来的にも長く生き残っていくには、常に勉強を続け自分の中の知識をアップデートして、仕事の幅を広げていくという工夫が必要です。
AIの進歩で仕事が奪われる可能性があるというのも理由の1つです。AIによって仕事がなくなる可能性があるのは単純作業系と言われていましたが、クリエイティブな仕事をしている人や医療関係の人も仕事が減る可能性が出てきています。
AIが進歩する事で、薬剤師の仕事である調剤業務も奪われる可能性があります。もちろん最終的にチェックをする人は必要かもしれませんが、明らかに数は減らされる可能性が高いです。
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