人気の職業ですが、その理由のひとつが求人の多さです。高齢化や健康志向が進み、今後ますます需要は伸びていきそうです。特に求人が多いのは調剤薬局でして、ドラッグストアの倍以上、病院の3倍以上あります。ちなみに調剤薬局に調剤併設のドラッグストアは含まれていません。そもそも人気の職業なのに、なぜ人手不足になるのか不思議ですが、その理由は薬局数の増加と離職した女性の復職が進んでいないことにあります。出産や子育てで長期間離職せざるを得ない女性ですが、長いブランクによって知識や経験のアップグレードができていないことへの不安やプレッシャーがあるのだそうです。ひとつ間違えれば、人の健康を害する可能性のある薬剤ですから、慎重になるのは分かりますが、なんとかしなくてはならない喫緊の課題です。これは病院やドラッグストアについても言えそうです。
求人の際に重視される条件は、給与や交通の便、そして意外にも未経験者でも受付可能であることが挙げられます。しかし未経験とは薬剤師として働いたことがないということではなく、他の異なる業種で働いていて、いわゆる転職ということになります。
転職するおもな理由は、病院が「待遇の改善」、調剤薬局が「職場の人間関係」、ドラッグストアが「やりがい」などと言われています。病院は激務なので待遇の改善は死活問題でしょうし、調剤薬局は狭い職場空間で合わない人とずっといるのは苦痛だと思います。
ドラッグストアは待遇が良いものの物足りなさを感じるのではないでしょうか。転職は割と一般的でして、2回以上と多いですが、企業に関しては1~2回と少ないので注意が必要です。
最も数が多いのは、なんと徳島県です。その理由は国立大学と私立大学が1校ずつあるためですが、その影響で年収や時給は低くなるという皮肉な結果になっています。2位には東京都が順当に入り、3位以降は兵庫県、広島県と続きます。
逆に少ないのは沖縄県ですが、福井県や青森県など東北や北陸での人手不足が目立ちます。単純に都市部だから多いということはありませんが、やはり都市周辺や内陸部に多く集まっています。
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パートと正社員のメリットの違いは、正社員は給料が高く、パートは自由に勤務時間を選択できます。また、昇進やスキルアップも正社員の方がしやすく、将来的にも安定していると言えます。ただ、正社員は転勤がある点がデメリットですが、経験が積めると考えればメリットと思えなくもありません。
そして、健康保険の違いも挙げられます。正社員は社会保険に加入することになりますが、パートは国民健康保険になり、条件をクリアすれば社会保険にも加入できます。社会保険に入る入らないは、現在はもちろん将来的にも大きな影響があるので、よく検討することをおすすめします。
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