薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

薬剤師になるために必要な学力とは

2024年04月10日
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薬剤師は給料が高く働く日時が決まっており、休職からの復職もしやすく、将来的な需要も期待できるなど、良いところがたくさんあります。公務員も安定していますが、さらに企業などで働ければキャリアアップも望めるなど、選択の幅も広いです。そんな魅力的な職業に是非就職したいところですが、その為にはたくさん勉強しなくてはなりません。国公立大学では57.5~67.5、私立大学では35~65の偏差値で薬学部に入れるので、意外と最初の門は広いですが、国家試験に合格するには約60が必要だと言われています。また、基礎学力だけでなく、大学に入ればみっちり薬学を学ぶことになり、就職後も最新の医療情報を勉強し続けなくてはなりません。常に自分をアップデートし続け、自己研磨に務められる方が向いている職業ですが、それだけやりがいのある仕事でもあります。

中学校や高校で学ぶべき基礎学力

国家試験に合格するための基礎学力は偏差値60は必要ですが、基礎学力の中ではとくに物理・化学・生物などが重要です。中学校ではとりあえず勉強の習慣を身につけ、少なくとも50以上の偏差値を目指すようにしましょう。

可能であれば高校は進学校に入り、数学や英語も勉強しておく必要があります。数学は微積分や指数などの基本概念を学んでおけば良いですが、英語はいずれ海外の論文を理解できるようにならなければなりません。

勉強漬けの大学生活を6年間送る

大学の薬学部に入ったら、これから6年間勉強漬けになります。おもに基礎薬学と臨床薬学のふたつに分かれるのですが、基礎薬学は薬を作ることを学び、臨床薬学は薬を正しく使うことを学びます。4年次には薬学共用試験というものが行われ、これに合格しないと進級もできませんが、99%は合格しています。

5年次にはいよいよ実際の医療現場で実務実習に進み、6年次は卒業研究を行いつつ国家試験への準備を整えます。ほとんど遊ぶ暇のない大学生活なので、他校の大学生とは一線を画す世界ですが、それだけリターンは大きく跳ね返ってくることになります。

就職後にも学ぶべきことは山積する

長い長い国家試験への道を突破し、晴れて薬剤師になった後も勉強は続きます。医療情報は常に更新されていくので、最新の知識を身につけるためにもアンテナは広く張っておかなくてはなりません。

医療技術だけでなく法律の改正にも気を配らなくてはいけませんし、就職先によってはビジネスの知識も必要になってきます。幸い講演会やセミナー、勉強会が頻繁に開催されているので、そこで学ぶことができますし、志を同じくする同業者が集まることで、モチベーションを高め合うこともできます。


 

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