薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

自分が理想とするキャリアを積めるところで働こう

2022年01月19日
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薬剤師の免許を取得したものの、出産や育児などのライフスタイルの変化や、連日のハードワークなど様々な理由でキャリアが途絶えてしまうという人は少なくありません。そこで、就職活動を通じて色々な現場でのスタッフの働き方を理解して、入職後に自分にとって理想的なキャリアを積めるか検討する必要があります。

若手職員へのフォローが行き届いているか確認しよう

20代から60代以上まで様々な年齢の薬剤師が働いている病院や調剤薬局では、スタッフの資質向上を目的として、年齢だけでなく個々の経験や能力に応じた研修が行われることがあります。例えば、業務の中で様々な種類の医薬品を扱う職場では、経験不足による調剤ミスなどの問題をなくすため、ベテランスタッフによる指導が不可欠となっています。

一方で、業務内容と給料が見合っていないところや、長時間の残業が常態化しているところはスタッフの離職率が高い状況にあり、若手に対するフォローが十分に行われないケースもあります。そのため、新卒で就職をして調剤や服薬指導といった専門的な業務を一人前にこなしたい人は、職場探しの時から事業所ごとの研修期間やカリキュラム、ベテランや中堅スタッフの人数などの情報を把握しておきましょう。

実習や職場見学で自分に適した事業所を見つけよう

薬剤師として採用された後、日々の仕事の内容や待遇について不満が出ないようにするには、在学中に興味のある現場の実習を希望して実際の職場の雰囲気やスタッフの配置、人間関係など大事なポイントを掴むことが大切です。

例年薬学部の実習生を受け入れている医療現場の中には、実習中に仕事上で扱う機会が多い医薬品の特徴や調剤をする際の注意点について詳しく教えたり、入職後数年目のスタッフが就職活動の相談に応じたりしているところもあります。

また、多くの現場を見たうえで就職先を決めたい人は、実習に参加をするだけでなく、病院や介護施設などの職場見学をお願いするのも良いでしょう。

長期の休暇や復職の制度はどうなっているか調べよう

近い将来に出産や育児を希望する人や、海外留学や大学院への入学を考えている人は、キャリアが無駄にならないように、常勤のスタッフを対象とした長期の休暇や復職の制度がある事業所を選びましょう。スタッフのキャリア形成に向けて色々と取り組んでいる大学病院や総合病院の中には、長期休暇の期間を従来よりも延長したり、休暇中のスタッフの経済的な援助をしたりしているところもあります。


 

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