薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

知っているようで知らなかった薬の知識

2024年02月05日
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常備薬というものは昔はどこの家庭にも置いてありました。定期的に薬屋さんが点検にきて、使った分だけお金を支払い、ときには世間話に花が咲くこともあったでしょう。今はこうした置き薬も少なくなってしまいました。おそらくその背景にはドラッグストアの急激な店舗拡大が大きく影響しているのではないでしょうか。さて、家庭にある薬箱の中にはたくさんの薬が入っています。これらの薬は必要に応じて服用されるわけですが、その薬の特徴を十分に理解して利用している人は本当に少ないです。安全に服用するためにはいったいどうすればいいのでしょうか。

正しく利用しなければ効果は少ない

薬を正しく服用することは絶対条件です。おそらくそんなことは小学生でも分かっていることなのではないでしょうか。しかし、それがなかなか守られていないのは残念なことです。多くの人は使用上の注意など読まないで使っています。

これは事実です。市販されている薬に関しては、体に対する影響も少ないのかもしれませんが、これがドラッグストアなどで薬剤師が扱っている第一種医薬品や、医師が処方したものとなるとかなり危険を伴います。薬の効果には個人差があり相性もあり、それを服用したからといっても効き目には大きな差が出てくる場合もあるでしょう。

市販されている薬だって相性が悪ければ体に害を及ぼします。

治すはずの薬が逆に危険を呼んでしまう

確かに薬というものは病気や怪我をしたときに上手に使って治す役割を果たしているわけです。しかし、誰でも知っていることですがこの薬は良い面だけでなく、副作用という危険性も孕んでいますし、個人差や薬への相性の差で重症化してしまう場合だってあります。

だからこそ服用の際にはその薬に関する副作用のリスクや正しい使い方などを知ることが大切です。たとえば、何らかのアレルギーを持った患者さんには使えない薬があり、それを見極めるのは医師であり、また薬剤師になります。

このときに重要なものとなるのが、患者さんがこれまでに使用してきた薬の服用歴が分かるお薬手帳です。自分のかかりつけの薬局を見つけておくことがベストになります。

薬に関して知識が豊富なプロの出番

もちろん、薬は病気の治療や健康維持に欠かせない大切なものであることは間違いありません。しかし、これまで述べてきたように使い方一つで、また適さない物を使用することで身体に与える影響はかなり違ってきます。

これを正しく使用するためにはやはり専門家のアドバイスが必要になってくるでしょう。当然のことその役を果たすのは医師ですが、薬に関してはその道のプロの存在が必要になります。その存在が薬剤師です。

この資格を持った人は言ってみれば人の命にかかわるような重要な仕事をしているわけですから、それを果たすための幅広い知識を持ち合わせています。薬を安全に服用するためにはこの職業の人と親しくすることも大切でしょう。


 

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