大学を受験する時には、現役生と浪人生と二つに分かれます。それは大学受験だけにとどまりません。国家試験を受験する際にも、現役生と浪人生がそろって受験することになります。それは医療系の国家資格の時も同様です。
大学受験を例にとってみると、現役生と浪人生では圧倒的に浪人生のほうが有利になります。それは浪人生は現役生よりの1年以上長く勉強時間が取れるからです。もちろんだらだらと浪人生活を送っている人の場合には、現役生のほうが有利になりますが、時間を有効に使用していれば浪人生のほうが有利です。
それは国家資格を取得する際にも同様の事が言えます。国家資格には様々なものがありますが、なかには1年に一回しか受験できないようなものもあります。簿記のように年3回受験できれば良いのですが、年1回の試験に落ちた場合には、大学受験浪人と同様に、国家試験浪人の状態になってしまいます。
ですが浪人の1年間の時間を有効に利用すれば、現役生よりも1度受験の経験がある浪人生のほうが有利になります。
国家資格の中でも難しいといわれているのが、薬剤師の資格試験です。医療系の国家資格の中でも一番合格率が低いともいわれている難関です。この試験でも1年に一度しか受験できないために、合格できなければ国家資格浪人になります。
この試験の場合には、初めて受験をする新卒の合格率のほうが圧倒的に高くなっているのが特徴です。それは受験した人の80パーセントを超える合格率です。それに対して2度目以降の受験の人、つまり浪人生の合格率は50パーセントを下回っています。
つまりこの資格試験においては、現役生の合格率のほうが圧倒的に高くなっています。
もちろん一度受験に失敗したからといってあきらめる必要はありません。しかし、この国家資格においては、初めての受験の人のほうの合格率の割合が大変高いです。既卒の人の合格率を高めるためには、予備校に通うほうが勉強の効率が上がるかもしれません。
一人で黙々と浪人しているといろいろな誘惑があり、勉強がおろそかになる可能性があります。それを防ぐには予備校に通ってしっかりと勉強をして、来季の受験に供えたほうが断然合格率が上昇するものです。
予備校通いは費用が掛かりますが、合格して就職すれば、いずれ取り戻せる金額です。
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