薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

職場環境の変化が大きい空港薬局

2023年09月21日
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同じ業種でも働く場所は様々で、業務内容に納得がいっても周りの環境が自分に合わなければ、通勤をするのも億劫になってしまいます。では、薬剤師が職場環境を変えるとしたらどのような職場が存在し、どんな変化が現れるのでしょうか。

飛行機を身近に感じながらの勤務

薬剤師の職場はほとんどが地域内に立地した施設での業務で、環境を変えるとしても結果的には店舗や病院を変えることになります。ですが、それでは人間関係や通勤のしやすさなどの環境が変わるだけで大きな変化は見られません。

そんな時におススメなのは、ガラリと職場環境が変わる空港薬局に勤務することです。空港薬局は空港に併設された薬局やドラッグストアのことで、店舗的には他のお店と変わりませんが、仕事をするために空港へ行く、というスタイルは地域内の施設では普段体験することはできません。

各店舗にもよりますが、職場へ向かうまでに聞こえる飛行機の音や視界に入る機体など、薬局での業務を行うことと繋がりにくい環境は新鮮なものとして、働き甲斐もアップするかもしれません。

空港内で安心を与える存在として働ける

空港薬局での業務は、他の薬局と同じでお客さんとの対応となりますが、店内に置いてある商品は空港ならではのお土産が売っていたり、旅行に便利なグッズとして商品が売られていたりと、扱う商品は多少異なります。ですが、仕事や旅行が目的で利用している空港で体調不良を起こすことは珍しくはなく、予防のための薬などが販売されているとお客さんも安心して飛行機に乗ることができるため、お客さんからすれば安心のスポットなっています。

また、空港ですのでお客さんの中には海外から来た方も多く、英語が堪能であると薬剤師としてだけではなく、一人の民間人として役に立つことができます。なお、近年ではアジアからの旅客も増加しているので、中国語や韓国語などに精通しているとより貢献をすることが可能です。

空港内で働く仲間の役にも立てる

そして、空港薬局は飛行機の利用客だけがお客さんとなるのではなく、空港内で働く仲間がお客さんになることもあります。空港は大きな施設ですので、パイロットを始め様々な方達が働いていますが、その方達のためにも薬やサービスでサポートをすることができます。

なお、勤務時間は空港という特殊な環境ですので他の施設よりは営業時間が長く、年中無休であるケースが多いです。また、業務内容は処方箋に従って行う業務は少なく、多くはお客さんに対する薬の説明やレジ打ちなどの接客業が中心となります。

ですので、薬から食べ物まで商品を豊富に取り扱っていて色々なお客さんが来訪する空港薬局は、語学に自信があり、海外のお客さんの力になりたいと思っている方にはピッタリの職場です。


 

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