薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

免許を持って初めて仕事が出来る職業です

2017年05月19日
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薬剤師としての資格を取得するためには、国家試験に合格し、厚生労働大臣から免許が付与される必要があります。誰もが簡単になることが出来るものではなく、大学6年間の勉強も必要になって来ます。今では、調剤薬局やドラッグストアなどの数が多くなり、たくさんの資格を持った人が働く場となっています。

6年制の大学を卒業し国家試験に合格すること

資格の取り方としては、国家試験を受ける必要があります。国家試験を受けることが出来るようになるには、薬学の正規課程を修めることが必要になり、現在での薬科大学では6年制となっています。

また外国の薬学部を卒業して、外国での免許を持っている人も、日本の国家試験を受けることが出来ることになっています。更には、過去4年制課程の時代に正規課程を修めた人には、大学院に入り薬学の修士もしくは博士課程を修了していることが、必要になります。

この国家試験は、1949年に始められました。以前は、年に2回実施されていましたが、30年ほど前から年に1度の実施となりました。更には、薬科大学、薬学部が6年制になったことから2012年度から6年制課程を卒業した人を対象に、試験が行われるようになっています。

国家試験の合格率を知っておきましょう

この国家試験での合格するための基準は、全配点の65%以上とされ、一般問題に対しては各課目の正解率が35%、必須問題においては正解率が50%以上で、問題の70%以上の正解率が必要となっています。

そのため一部の分野に特化していても合格が、し難くなっているもので、各分野においての知識が必要になって来ます。また、薬学部が6年制になったことは、大学でのカリキュラムにも変化が見え、より広範囲に学ぶことが必要になって来ました。

更に、4年次には薬医学共用試験が行われ合格する必要があり、5年次に進級することが必須になり、この時から実務実習を受けることが出来るようになります。安定した職業と言われるだけあり、巌しい学生生活が待っています。

合格者数が意外と増えていない現実

国家試験を受験する人は、ここ数年増え続けています。その理由として、不合格になる人が多くなったことから、再度受験をする人が増えていると言われます。一時は、80%を越える合格率があったのですが、ここ数年は60%台の合格率となっており、合格者の数が増えていないが現実となっています。

そこには、大学の質の差も表れており、90%を越す合格率の大学もあれば、60%そこそこの大学も出て来ています。そのため本来ならば、薬剤師の数が増えて来ているはずなのですが、残念なことに以前と同様な数で推移してしまっています。

合格率が上がらず、合格者の数が増えないことから、薬剤師不足が続くと言う現象が続いてしまっています。


 

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