薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

健康診断を受診する人のためにおこなわれる指導

2023年08月27日
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病院で働いている薬剤師は、健康診断のための仕事もおこなっています。健康診断をする際にこの仕事をしている人がしなければいけないのは各種の指導です。ここでは、健康診断を受診する人のためにおこなうこうした指導について解説します。

糖尿病などを予防するための指導

病院では患者の健康状態を調べるために、体内の脂肪の量を検査することもあります。こうした検査を病院で行っているのは医師や看護師です。病院で働いている薬剤師はこうした検査を直接おこなうわけではありませんが、検査を受けた患者に対して指導をすることがあります。

この仕事をしている人がこのような指導をしなければいけないのは、検査をしたことで内臓の脂肪の量が多いことがわかった患者です。内臓に蓄えられている脂肪の量が多いとさまざまな病気の原因となることから、専門家が指導をすることで問題を解決するための手助けをすることができます。

体の中にたまっている脂肪の量が多い人は糖尿病にもなりやすくなり、高血圧の原因にもなります。こうした人たちに対し薬剤の専門家が適切な指導をすることにより、糖尿病や高血圧の発症を予防することができます。検査の結果問題がなかった人にはこうした指導をする必要はありませんが、検査の結果に問題がある人に適切な指導をおこなわないと、生活習慣病になる危険性が高くなります。生活習慣病は一度発症すると治療することが難しいこともあるので、症状が現れる前に適切な指導をして予防することは非常に重要です。

生活習慣病になる危険性によって変わる指導の内容

薬剤師が検査を受けて問題が見つかった人に指導をしなければいけない場合、それぞれの人の状態に合わせて適切な指導をすることが必要です。人によって生活習慣病が発症する危険性は異なっているので、危険性の違いによって指導の方法を変えるのが最適な方法です。

生活習慣病になる危険性が非常に高い患者に対しては、症状が発症することを予防するために厳しく指導をすることになります。危険性が高い人は検査を受けてから短時間で生活習慣病になってしまうこともあるので、効果的な予防ができるようにするための指導をおこないます。

危険性が低い患者にもしなければいけない指導

検査の結果から生活習慣病になる危険性が低いことがわかった患者に対しても、指導をする必要があります。危険性が高い人と比較すれば、生活習慣病になる確率は低いですが、現在のような生活習慣を続けていると、危険性が増えることもあります。


 

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