薬局やドラッグストアでは、薬の知識を豊富に持つ専門家が活躍しています。最近は登録販売者として活躍する人も増えてきました。ここでは、登録販売者ができる仕事や、この資格だけではできない仕事について書いていきます。医薬品を取り扱う仕事に関心がある人は目を通してください。
薬を扱う専門家では薬剤師が良く知られていますが、最近はドラッグストアなどで登録販売者として活躍する人も増えてきました。これは、ドラッグストアや薬局などで風邪薬などの一般医薬品を販売できる資格です。
2006年の薬事法改正で新しい資格で、薬を買い求めに来たお客さんに適切な薬の選び方や使用方法をアドバイスします。一般医薬品ならどのような薬でも販売できるわけではなく、取り扱えるのは第二類医薬品と第三類医薬品のみで、第一類医薬品は販売できません。
とはいえ、販売されている薬の約9割が第二類・第三類医薬品ということもありほとんどの市販薬を取り扱うことができます。
調剤薬局では、医師が発行した処方箋にもとづいて調剤業務が行われています。登録販売者の資格があれば、この仕事もできるのではないかと考えている人もいるのではないでしょうか。登録販売者の資格のみでは、調剤を行うことはできません。
調剤を行うには薬剤師の資格が必要です。この資格を取得するためには薬学部で6年間学び、国家試験に合格する必要があります。国家資格を取得するのは簡単ではありませんが、資格を持てば調剤や第一類医薬品販売もできるようになります。
登録販売者が活躍できる職場は主にドラッグストアですが、国家資格があれば病院や調剤薬局、製薬会社など様々な職場で活躍できるようになり、収入もアップします。
登録販売者の場合も、受験資格が必要なのかどうかは気になるところです。以前は試験を受けるためには実務経験が必要でしたが2015年度からは実務経験なしで、誰でも受験できるようになりました。試験は都道府県ごとに年一回実施されており、試験合格後は従事登録証を発行してもらうための申請を行う必要もあります。
薬剤師の場合は、薬学系の大学に入学する必要がありますのでそれだけ難易度にも大きな差があります。仕事内容は似ているイメージもありますが資格の取得方法や仕事内容、得られる収入などには大きな違いがあることは理解しておきたいところです。
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