しっかり頭に入れておくべきことがある
2017年05月26日
薬剤師になるためには、資格が必要になります。病気の人を助けたいとか新しい薬を開発して、多くの人のためになりたいという人もいます。そこでなるためには、条件があるからしっかり頭に入れておく必要があります。
薬学部を卒業することが大事です
薬学部を卒業することが大事です。受験をするためには、法律によって大学の６年生薬学部を卒業しなければいけないという規定があります。学部を卒業する以外にも取得方法があります。
海外の薬科大学を卒業した人や、免許を持っている人は卒業証明書または免許等の必要書類による審査を受けることで、厚生労働大臣より認定を受けることができます。国家試験資格が６年生の薬学部卒業となったのは、２００６年入学者からであります。
それまでは、４年生の薬学部を卒業することで、得ることができていました。現在は６年生を薬学部、４年制を薬科学科と分けています。そこで薬科学科では薬に関する研究者や国家公務員一種などを目指しています。
薬科学科から取得するにはどうすればいいか
薬科学科から取得するにはどうすればいいか調べておきます。６年生薬学部卒となってから間もない事もあって、薬科学科から大学院に進学して、修士号を取得した後に、６年生薬学科と同様のカリキュラム履修、病院や薬局などでの実務実習が必要となっています。
その期間が１年以上となる場合も考えられるそうです。しかし、これは平成２９年度までの経過措置とされているので注意が必要です。大学によって、２年次、また３年次に転科を行っている場合がありますが、定員や成績などにより確実に転科できるとは限りません。
取得を目指しているのなら６年生の薬学部に入るようにします。よく調べておくとわかりやすいです。
就職率を見てみるとわかることがある
就職率を見てみるとわかることがあるから見ておきます。薬学部の就職率は６年制の薬学部、４年制の薬科学部ともに就職率は高くなっています。２０１０年の大学就職率ランキングでは、明治薬科大学と大阪薬科大学が９９％で最も高い就職率の高い大学になっています。
そして薬学部の定員割れという問題もあります。私立大学で薬学部新設ラッシュという問題もありますが、６年生になったことで学費は単純計算で１、５倍となっています。経済的な問題から他学部を選択する人もいるそうです。
私立だと授業料が２００万円超える学校もあります。国立の年間授業料は５０万円ぐらいだから私立と比べると４分の１の学費となります。