薬剤師になりたいと考えているのであれば、メリットだけでなくデメリットもしっかり把握しておくことが大切です。こんなはずではなかったと感じないように、どのようにしたらこの職業に就くことができるのかを知ることが重要になります。
まずメリットとして挙げられるのが、不景気に強いので収入が安定している点です。どんなに不景気になったとしても、病気になる人は一定数いるので、仕事がなくなるようなことはありません。
また超高齢化社会である日本では、需要の高い職業の一つと言えるでしょう。他にも仕事の選択枠が多いというメリットもあります。調剤薬局で働いているというイメージがありますが、病院やドラッグストア、製薬企業などでも働くことができます。
したがって大学卒業後に、自分がどんな働き方をしたいのかのビジョンを立てることが重要です。女性の場合、一般企業などで働いていると子どもができた時に、仕事と子育ての両立ができるか不安になりますが、この職業は転職がしやすいので働き方を柔軟に変えることができます。子どもが小さい時は、ドラッグストアなどのパートで働き、子どもが大きくなったらフルタイムに戻るということも可能です。このように仕事にいつでも就けるという点も、メリットの一つと言えるでしょう。
デメリットとして挙げられるのが、薬学部は6年制なので他の学部に比べて学費がかかってしまう点です。さらに家から通うことができない場所に大学があれば、一人暮らしをしなければなりません。
一人暮らしだと学費に加えて生活費もかかってしまうので、卒業するまでにたくさんのお金が必要になります。このようにたくさんのお金をかけたのに、思ったより収入が少ないということもデメリットの一つです。医師の年収が1200万円程度、歯科医師の年収が830万円程度に対して薬剤師の年収は450万円程度しかありません。
勤続年数が長かったり、役職についていたりした場合はもう少し年収が高いですが、同じ6年制である医師や歯科医師に比べて年収が低いと言えるでしょう。
薬剤師の仕事は絶対に間違えてはいけないというプレッシャーがあることから、精神をかなり使うというデメリットもあります。特に調剤薬局は多くの患者さんの処方箋を短時間で処理しなければならないので、ストレスを感じることが多いです。
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