患者に調剤をしている薬剤師は、患者が服用した医薬品の記録を正確におこなうことが必要です。記録をする際には決められたルールがあり、訂正する時もルールに従って訂正します。ここでは、このような患者が服用した医薬品の記録を訂正する時のルールについて解説します。
患者が服用した医薬品の記録を薬剤師がおこなう場合に特に気をつけなければいけないことは、誤って間違った内容の記載をしてしまった時です。このような場合にはルールに従って正しい方法で訂正する必要があります。
正しいルールに従って訂正しなければいけないのは、それ以外の方法で訂正をしてしまうと改ざんしているように見えてしまうからです。正しいルールで訂正をすることにより、書かれている記録が正しいものであることを証明できます。
患者に関する服用した医薬品の記録の記載を間違えた時にすることができる最適な訂正の方法は、線を2本書いて訂正する方法です。間違って書いた部分の上に2本の線を引くことにより、その部分が間違いであることを示すことができます。
2本の線を書いた文字の横に正しい文字を書くことにより、文章を訂正することができます。こうした方法で患者の記録を訂正しなければいけないのは、それ以外の方法で書くと訂正をする前の文章が読めなくなることがあるからです。
記録の記載を間違えて訂正をした時には訂正をした部分がどのように書かれていたのかをわかるようにする必要があるので、2本の線が訂正のために使われています。こうした目的があることから、訂正したい部分に2本の線を引く時には、その場所に書かれている文字がわかるように引くことが必要です。
患者の服用している医薬品の記録を間違えた時に使用してはいけないのは、修正液や修正テープなどの道具です。筆記用具を使用して間違った部分を黒く塗りつぶすことも、間違いを訂正する方法として適切ではありません。
こうした方法で間違った部分を直すことができないのは、修正液を使ったりペンで塗りつぶしたりすると間違った部分が読めなくなってしまうからです。薬剤師が記載する患者の医薬品に関する記録は非常に重要なものであるために、間違って書いてしまった部分でも見えないようにすることはできません。
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