常勤からパートまで様々な働き方に注目しよう
2021年10月21日
薬剤師は常勤からパートまで様々な働き方を選ぶことができ、自分の将来のプランや家庭生活、子供の有無などを考慮しながらキャリア形成を図れるといったメリットがあります。職場によっては雇用形態に関わらず高待遇で長く働けるところもあるため、就職活動中に時間をかけて自分の経験やスキルを評価してくれるところを見つけることが重要です。
病院やクリニックは常勤スタッフの求人が多い
病院やクリニックでは薬剤師の常勤スタッフの募集が行われることが多く、安定収入を得たい人や日々の業務の中でスキルアップを図りたい人にとって好ましい状況となっています。一般的に、多くの病床がある医療現場で常勤として働く場合には、職場の方針や人員配置、患者の状況にもよりますが、宿直や夜勤、早番など不規則な業務を担当することもあるため、慎重に職場選びをするのがおすすめです。
一方で、慢性的に人材が不足している現場においては、業務未経験者や数年間のブランクがある人を積極的に受け入れているところも多く、調剤約服薬に関する知識や技術に自信が無い人も安心して勤務を開始することが可能です。
なお、常勤スタッフの求人に応募をするにあたっては、それぞれの医療現場で必要とされている人材について自分なりにきちんと理解することが大事です。
派遣の働き方はプライベートの時間を確保しやすい
派遣の薬剤師として医療機関や薬局などに勤務をする場合には、常勤と比べて出勤日数が少なく、勤務シフトの希望が通りやすいため、プライベートを確保しやすいといった魅力があります。最近では、仕事とプライベートとの両立を目指す若年層の医療従事者の間で派遣の働き方について注目が集まっており、各地の医療機関で求人の募集件数が徐々に増えています。
派遣のスタッフの待遇や仕事内容については、各地の医療機関や薬局の事業方針やスタッフの配置、キャリアなどによって大きなばらつきがあるため、じっくりといくつかの職場の特徴を調べてみましょう。
ドラッグストアは長くパートをしたい人に向いている
全国チェーンのドラッグストアではパート勤務の求人が多く、空いた時間を使って稼ぎたい人や、家庭生活の負担を軽くしたい人に向いています。また、特に都市部においては、週に2日程度働けるドラッグストアの数が増えており、定年退職をしたい人やフルタイムで働くことを希望しない人にとっても絶好のチャンスとなっています。